WebSpot

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2017/5/28
daiiz, kanataHackUで発表
入賞しなかった
基本システムのプロトタイプは出来上がっている

Scrapboxページを配信すると良いのではないだろうかと思えてきた

コンセプト
その場にいる人だけにウェブコンテンツを提供
予めサービスに登録されたSSID, BSSID (発信器のMACアドレス) をキャッチした端末のみがコンテンツを閲覧できる
配信者は複数のSSIDをグループ化して登録できる
そのSSIDを持つWifi (Access Point) に乗る必要はない
新たに機器を設置する必要がないので導入コスト低い
現代なら大抵の部屋にWifi設備はついている
BeaconでURLを発行するやつと違って,URLがバレない
確実にその場にいる人だけに見せられる
ウェブサイトよりも意味のあるユーザー関心指標の獲得
ウェブサイトのクリック率には,間違えてクリックしたものも多数含まれる
ページの滞在時間はあてにならない
その場で必要であろう内容のみを提供しているので,クリック率が低かったり,滞在時間が著しく短いものはユーザー (訪問者) にとって不要なコンテンツである可能性が高い
逆に良い値が出ているものは良質なコンテンツなので高い広告を入れていけばいい
URLを表に見せずにウェブに誘導
たぶんいままでにない方法だと思う

発表資料抜粋
旅行先でもらったパンフレットに記載されたURLを手入力する必要がない
お土産情報
観光情報
割引券
宿情報
カフェのテーブルに置いてあるカードのQRコードを読み取る必要がない
メニュー
限定クーポン
アレルギー情報
電車内のモニターの情報が見えないときに
遅延情報
乗り換え情報
振替輸送の情報
路線図
駅の看板
構内案内図を頭で覚えておかないとその場を離れられない
URLやQRコードにより仮に情報に辿り着いたとしても,ウェブサイトの中から目的のセクションを探し出さないといけない
宿泊予約は見つけやすくても,露天風呂の営業時間は探しづらい
そもそもウェブサイトはその場にいる人に向けた情報は少ない
ウェブサイトのメインの役割はそこに連れて行くことなのかもしれない
ユーザはアプリを起動するだけでOK
施設ごとにアプリを使い分ける必要はない
配信者によって整理されたコンテンツが配信される
目的の情報を探しやすい
この時点でクリックが少ない情報に価値はない
将来的には,伝えたいことと知りたいことのズレの可視化も可能
↑目次画面
その場にいる人だけに配信したいコンテンツを作成できる
その場で役に立つ情報だけが表示されるので,情報探しのストレス軽減
ビューワアプリと管理アプリを提供
ビューワアプリ
起動すると付近のアクセスポイントをスキャン
取得したSSID/BSSIDの組をすべてサーバに送信
サーバでは渡されたBSSIDに紐付けられたコンテンツを検索する
スマホのテザリングではBSSIDが一定でなかったりする
こういう場合はSSIDを使って検索する
@iimura で終わるSSIDのみ検索に使える
この名称に衝突は許されないようにするべき
サーバから返されたコンテンツを表示
管理アプリ
SSIDをひとまとめに扱うときの名称 (ホスト名) とSSIDを登録
ホスト名に紐付くコンテンツを追加,編集
カードUIで単発で情報を配信
サイトを丸ごと管理するよりもラク
古い情報は勝手に消える
最新百件が表示される仕様
公開予定だったけどやめた
後述のフィードバックを参考にして,だれでも自由に遊べるようにする作戦はやめた

成果物
管理画面 (ウェブアプリ)
SSIDを登録
配信するコンテンツを編集する
クライアントアプリ (デスクトップ、スマートフォンアプリ)
macOS, Windows, Android で動く.iOSAppleへの申請が必要で断念
付近のアクセスポイントをスキャンしてサーバに送信.紐付けられたコンテンツを受信する.

間に合わなかったアイデア
その場にいる人に配信したい広告を挿入
目次画面のフッターに挿入
広告管理,登録システムが必要

使用例
カフェ
店内に居る人だけにクーポンやメニューを配信

旅館
宿泊客に対して情報提供
ホームページには掲載しないようなローカル情報を掲載
日替わりメニューのアレルギー情報

駅構内情報
最新の時刻表と遅延情報
駅での重要アナウンスを文章化したもの

電車内
車内アナウンスを文章化したもの
乗換情報

大学
休講情報
構内マップ
ホームページへの誘導

イベント会場
会場内マップ
セッションのタイムテーブル
アンケート画面への誘導
キャプチャ準備中

審査員からのフィードバック
省略

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