「総合的な探究の時間」のカリキュラム作成でのポイント
高等学校における「総合的な学習の時間」の問題点
高等学校における「総合的な学習の時間」には以下のような問題点がありました。
総合的な学習の時間を通してどのような資質・能力を育成するのかということや,総合的な学習の時間と各教科・科目等との関連を明らかにするということについては学校により差がある。
各学校段階における総合的な学習の時間の実施状況や,義務教育 9 年間の修了時及び高等学校修了時までに育成を目指す資質・能力,高大接続改革の動向等を考慮すると,高等学校においては,小・中学校における総合的な学習の時間の取組の成果を生かしつつ,より探究的な活動を重視する視点から,位置付けを明確化し直すことが必要と考えられる。
「総合的な探究の時間」に求められていること
「総合的な探究の時間」では以下のような項目がもとめられるようになりました。
各学校の教育目標に合わせて、総合的な探究の時間の目標を設定すること
自己のキャリア形成の方向性と関連づけて課題を設定すること
課題の解決や探究活動の中で、実社会・実生活の中で総合的に活用できる力を身につけること
「総合的な探究の時間」なカリキュラム作成のポイント
「総合的な探究の時間」のカリキュラム作成は以下の2点がポイントとなります。
各学校での「総合的な探究の時間」の目標を設定すること
キャリア教育・進路指導、実社会での問題解決をカリキュラムに組み込むこと