【イベントレポート】「ロイロノート勉強会〜ICT×探究の仕掛け〜」in済美平成中等教育学校

2024年3月16日（土）に行われた「ロイロノート勉強会〜ICT×探究の仕掛け〜」in済美平成中等教育学校のレポートです。

済美平成中等教育学校の公開授業だけではなく、全国のロイロ認定ティーチャーによる飛び込み授業も公開！午後にはシンポジウムと授業者との交流会を行いました。

済美平成中等教育学校の森校長先生のご挨拶、本日の流れの紹介、簡単なアイスブレイクなどを行いました。

今回は開催校である済美平成中等教育学校の先生方の公開授業、および愛媛県内外のロイロ認定ティーチャーが済美平成の生徒たちに対する飛び込み授業を公開しました。

身近な段差などを差し金を使って実際に測って、三角関数について考えを深めていきました。ロイロノートの共有ノート機能を活用して各グループのデータを共有しながら、クラス全員で課題に挑んでいきました。

YouTube×ロイロノートで、児童生徒が「授業がおもしろい！」と感じてくれるようなワクワクする授業に挑戦しました。YouTube動画とロイロノート・スクールを組み合わせ、生徒たちの創造性と主体性を引き出すワクワク授業を実現するための手法をご披露いただきました。

エネルギー保存の分野の学習を使って、既存事項から探究していきました。ステップ３の課題はどうやって考えるのか…グループで相談しながら、実験も交えてアプローチしていきました。

冒頭で簡単なアイスブレイクを行ったのち、アイディア発想のフレームワークと問い作りに役立つアイディア出しについてじっくりとグループで考えていきました。どのグループもアイディア出しに没頭する、あっという間の2時間でした。

ベストセラーになった『LIFE SHIFT』の中高生向けバージョン『16歳からのライフシフト』。エッセンスをギュッと凝縮して、中学３年生とこれからのキャリアを考えていきました。人生100年時代を前向きに、自分らしく生きる方法とは？モヤモヤワクワクが連続する、超刺激的な50分でした。

アイスブレイクからはじまり、生物の共通性と多様性について身近な「なんだろう？」を探しにいきました。それぞれが感じた「なんだろう？」の写真を共有し、最終的には自分達で問いを生み出していきました。

YOASOBIの「夜に駆ける」の英語版である"Into The Night"。この歌詞の中にはところどころで日本語に聞こえる部分があります。なぜ日本語に聞こえるのか？英語ならではの音と音の関係性を意識しながら、発音の法則について深めていきました。

「風水害24」公認ファシリテーターをお持ちの倉本先生によるゲーム感覚のワークショップを行いました。生徒たちは、災害時の行動を選択しながらゲームを進めていきました。

クラスのみんなで情報と数学に関する暗号解読を行いました。

村上 春樹 に挑む！登場人物の「願い」を解き明かすべく、グループでそれぞれの主張をぶつけ合いながら登場人物の願いについて深めていきました。

小説を書くのは人間の方が上手い？生成AIの方が上手い？どうしてそのように感じるのか、第一印象のアンケート回答や、時間をかけて理由づけを行いながら考えていきました。最後には自分達が思う「もっと面白い」続きの物語を考えていきました。

研修旅行（修学旅行）の報告会を行いました。前の週に行ったイギリスについて順番に発表し、聞いている生徒たちによるフィードバックも行いました。

マシュマロチャレンジ ！決められた条件内でどのグループが一番高くマシュマロタワーを完成させるか？トライ＆エラーで挑戦していきました。

愛光中学・高等学校の和田先生がファシリテーターとなり、飛び込み授業をされた先生方とのトークセッションを楽しみました。

「導入から先生自身が盛大に滑る事で生徒たちも何を言っても大丈夫という安心感を与える」「生成AIとはチャットベースで何度も何度も繰り返しやりとりをしてみると良い」「限られた時間の中で生徒が主体的になる為に、"そもそもこの時間でどの様に育って欲しいか？"から考えてみると良いかも。そこに手法としてICTが便利であれば使ったら良いのでは」「教科で学んだ内容を他で活かせるスキルを身につけて欲しい」「学校の意義は"余白と多様性"ではないか」

などなど。参加者からの質問も踏まえて多くの学びが生まれました。

登壇された先生たちを囲んで、和気藹々とフリー座談会を3回転行いました。

ロイロノート・スクールでは公開授業やイベントの開催をサポートさせていただきます。

「公開授業・イベントを開催してみたい！」という方はロイロスタッフまでお気軽にご相談ください。

過去の公開授業のレポートはこちらからご参照ください。