【イベントレポート】理科フェス〜これからの理科の話をしよう〜in東京

【イベントレポート】理科フェス〜これからの理科の話をしよう〜in東京

2024年12月7日、宝仙学園小学校で開催された理科限定のイベントについてご紹介します。
全国の理科の先生方があつまって、理科に特化した魅力的な取り組みをご紹介いただけました。

小幡 哲士氏:SCIENCE SHOW「魅せる理科実験」(NHK Eテレ ディレクター)
身近なものを使って、理科の魅力を感じることができる実験事例をご紹介板きました。
光の屈折や回折を利用したさまざまな魅力的な実験・パフォーマンスをご紹介いただけました。
参加された先生方から、疑問や要望を共有ノートで集めることにより、参加型の取り組みを実施することができていました。

高野 和明先生:「ICTで理科の授業はどう変わるのか」(新潟市立真砂小学校)
ICTの授業で理科の授業がどのように変わっていくのかについてお話いただけました。
文部科学省からの答申なども踏まえて、子供達が「これまで何を学んだか」「どのように調べるのか」を自ら整理し、ロイロを使って学びを蓄積していくことで、個別最適な学びを深めていく取り組みや、「使う器具や使う言葉を揃える」など、実践を進めていくためのポイントをお話しいただけました。

矢野 充博先生:「ワクワク飛び出すARを使った理科授業」(和歌山大学教育学部附属中学校)
Reality Composerを使ってARモデルを作成し、ロイロを使って配布をすることで児童生徒が手軽にARを楽しんだり、実際に触れることは難しい体内の仕組みや、気圧配置などをARを使ってリアルに学ぶ事例についてお話しいただけました。
実際に参加者がARモデルを楽しむ時間もとられ、ARの可能性を知ることができていました。

前田 昌志先生:「宇宙シミュレーションソフトMitakaを使った天文授業」(三重大学教育学部附属小学校)
宇宙シミュレーションソフトMItakaを使った、天文に関する授業実践についてお話しいただけました。
実際の観測データを使った高性能なシミュレーションソフトを使って、児童生徒にとって身近に感じにくい宇宙についてリアルに感じたり、宇宙を身近に感じられるエピソードを交えて話をすることで、児童生徒が興味を持って学びを進めていくことができるお話をしてたいだけました。
荒井 裕美先生:「◯◯を刺激する!〜脳の仕組みをヒントに〜」(郡山ザベリオ学園小中学校)
認知工学に基づいて、児童生徒が主体的・対話的に関わりながら理科のコンテンツを学んでいく具体的な事例についてお話いただけました。
ロイロを活用して、共同編集や意見の共有を行うことで、児童生徒が双方向に関わりを持ち、それによって脳の欲求を満たして、モチベーションや記憶能力を高めながら授業を進めていく取り組みについてお話いただけました。

水野 安伸先生:「自己選択・自己決定できる子を目指して」(横浜市立都田西小学校)
これからの理科の授業にとって必要な資質能力は何かを考え、理科の授業を通じて自己選択・自己決定できる児童生徒を育てるための実践についてお話しいただけました。
理科のコンテンツだけを学ぶのではなく、理科の見方・考え方を授業を通じて児童生徒が学んでいくために、先生はどのように関わっていくのがいいのか、ICTをどのように活用していくのかの実践を具体的にお話しいただけました。

山田将太先生・齋藤勇哉先生:Rikastagramをつくってみよう!、洗足学園小学校の理科×ICT(洗足学園小学校)
はじめに、齊藤先生より、洗足学園小学校でのICTを使った取り組みの概要を紹介いただきました。その後、山田先生より、校外学習や、授業での出来事などを写真で共有する「理科スタグラム」の事例をご紹介いただけました。
理科スタグラムの活動を通じて、お互いの興味関心があるものを共有したり、「この花のお名前を知っている人はいますか?」と、児童生徒が相互にやりとりをしていく活動を通じて、児童生徒が双方向に関わりながら理科について興味関心を深めていく取り組みを紹介していただけました。実際に参加された先生方に理科スタグラムを体験していただくことで双方向に学んでいく取り組みについてご紹介いただけました。
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