【著者インタビュー】『わくわくパフォーマンス課題づくり』著者 立石 俊夫 先生

【著者インタビュー】『わくわくパフォーマンス課題づくり』著者 立石 俊夫 先生

Amazon学校教育一般関連書籍部門でベストセラーを記録、教員に注目される理由とは!?


教員も生徒も“わくわく”するパフォーマンス課題のつくり方や、パフォーマンス課題づくりにおけるロイロノート・スクール、シンキングツールの活用術が学べる1冊です。この度、同書がAmazonでベストセラー第1位を記録(学校教育一般関連書籍部門 2022年9月5日時点)したことを記念して、本書の著者 立石 俊夫氏にインタビューを実施しました。

この本を刊行されたきっかけを教えてください。
私は38 年間、公立中学校において、現場一筋で授業をしてきました。長い教職人生、最後の10 年に衝撃的な出会いがありました。それが、ロイロノートであり、ロイロノートを通じて知り合った全国の素晴らしい先生方でした。以来、ロイロノートを活用した授業実践をSNSで発信するようになり、多くの先生方から「実践を本にまとめてほしい」というお声をいただきました。そうした声に支えられ、今回の書籍刊行に至ります。多くの先生方のお支えにより刊行できましたこと、心より感謝しています。

発売からわずか数日でAmazon 学校教育一般関連書籍部門でベストセラー第1位を記録しましたが、これほどまでに注目を集めている理由は何だと思われますか?
先生方は今、どなたも教育界の大改革の中にいます。しかし、今も昔も変わらず教師がずっと望んでいるのは、「生徒も、先生も熱中して、わくわくするような授業をしたい」ということだと思います。
その願いに応えるべく、本書は「ロイロノート活用」「パフォーマンス課題作り」「シンキングツール活用」の3つを軸に構成しています。パフォーマンス課題はすべての校種・教科の基本となり、シンキングツールは、思考を可視化し協働学習を促進させることができます。そしてそれらの基盤となるのがロイロノートです。これら3点が1冊で学べるところが本書の特長です。

立石先生はロイロノート・スクール発売当社の2014年から使い続けておられますが、ロイロノートの魅力とは?
ロイロノートは開発者と現場とが非常に密接な関係にあるアプリです。そのため「かゆいところに手が届く」という実感がえられやすく、そのことがさらに活用の幅を広げています。ロイロノートを作っているのは開発チームですが、育てているのは現場の教師と生徒です。それこそが一番の魅力だと思います。

著書をどのような方に読んでほしいと思われますか?
生徒はもちろん、先生ご自身も“わくわく”する授業をしたいと感じている、すべての先生に読んでいただけたら嬉しいです。実際の授業場面を想定して、「あ!ここのこれを私の授業に応用できるかも」というように、少しずつ「?」と「!」を繰り返しながら、読んでいただければと思います。読み上げる頃には「授業づくりはすごく楽しい!」と感じられると思いますし、そう思うことが、実は「授業を楽しくする第一歩」なのです。そのことに気づくきっかけになればと思います。


著者プロフィール
立石 俊夫(たていし としお)
1959年大分県生まれ。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。1983年より大分県公立中学校社会科教諭として勤務。以来38年間、現場一筋で授業実践を積み上げ、それらを全国の先生方に発信。2014年からロイロノートを活用し始め、ロイロノート認定ティーチャー、シンキングツールアドバイザーとして全国各地で模擬授業およびセミナーを行う。2021年3月退職。現在もオンライン講師を務めている。

書籍情報
『ロイロノート版 シンキングツールで授業を変える! わくわくパフォーマンス課題づくり』
出版社:明治図書出版

発売日:2022年9月2日
仕様:単行本/144ページ
定価:2486円(税込)

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