【Chromebook】静岡県袋井市教育委員会の取り組み
全小中学校でGIGA端末(Chromebook中3~小4、iPad小3~小1)を非常によく活用している静岡県袋井市の取り組みをまとめました。
インタビュー動画
2022年3月12日のイベントのアーカイブ動画です
袋井市の端末・環境整備状況
端末利用開始時期について
袋井市では令和元年10月に利用するICT機器や学習支援ソフトなどのアプリが整備され、6人に1台の環境で利用がスタート。
その後、令和2年12月に1人1台環境で利用がスタートしました。
袋井市での各学校の環境について
袋井市では以下のような環境でGIGA端末の運用をスタートしました
端末
小学校1年〜3年iPad、小学校4年〜中学校3年Chromebook
その他環境
ロイロノート・スクール、Google Workspaceなどの利用
各教室に大型掲示装置・実物投影機を配備
袋井市教育委員会での取り組み
袋井市教育委員会での取り組みについてまとめます。
1人1台で目指す学びの姿の発信
1人1台タブレットでどんな学びを続けるのか?を言語化して言い続けることで先生たちと同じ視点でICTの活用ができるようになります。
各校が主体的に取り組める研修の設計
学年・教科、学校間を超えた情報共有、学び合いがうまれるように研修の設計を行いました
校長会でもICT活用
校内でもリーダーシップを発揮してもらうため、校長会でもロイロノート・スクールを活用して資料を共有しました。
校長会でロイロノートを使うポイントは3つです。
校長先生に合わせたマニュアルの提供
ロイロノートの活用状況を提供
校長会用の学校アカウントの発行依頼
ロイロ社にご協力いただき、実現できました。
児童生徒に思考ツールカードを配布
子供たち自らが考える機会を作るために、つねに手元に置けるよう作成しました。
家庭学習でのICT活用<タブレットの持ち帰り>
持ち帰りのポイントは2つです。
学校の学びと家庭学習の連動の重要さを委員会からも保護者へ発信する
端末持ち帰りは目的を達成するための手段という意識づけ
市内の先生方の反響と今後の展望
実証事業を先行して行ったので、1人1台の学びのイメージが持てた
令和元年のタブレットが結果良い助走になった
積極的な視察受け入れが、教育委員会と学校にとって成長の機会になった
学校、教育委員会、企業の連携と協働から、子供たちの学びを充実させる