【L-1グランプリセミナー】ロイロ認定小学校主催のプレゼンバトルを勝ち抜いた先生の事例を学ぼう!

【L-1グランプリセミナー】ロイロ認定小学校主催のプレゼンバトルを勝ち抜いた先生の事例を学ぼう!

2024.03.26に開催された「L-1グランプリセミナー〜ロイロ認定小学校主催のプレゼンバトルを勝ち抜いた先生の事例を学ぼう!〜」当日のレポートです。


導入:L-1グランプリとは?
L-1グランプリとは、2023年12月26日に東京にある宝仙学園小学校にて開催された「ロイロ認定小学校サミットvol.1」内で開催された催しの一つです。今回は「個別最適」を題材にした実践について、先生同士が4分間でプレゼンし合いました。参加者および審査員による投票で優秀賞を決める大会でした。
サミットではその他にも、全国のロイロ認定小学校の先生方による教科別ワークショップや、全国でも先駆けて一人一台端末を導入した敬愛小学校の龍達也校長先生によるオープニングトーク、関西大学の黒上晴夫教授による基調講演なども催されました。
※次回は2024年12月26日に京都のノートルダム学院小学校にて開催予定です

優秀者による事例紹介ワークショップ
第一回L-1グランプリにて入選された上位3名による事例紹介とワークショップを行いました。

坂本 秀一先生
世田谷区立小学校
日常的な実践紹介を中心に、先ずは全ての学年でシンキングツールを活用していく取り組みについてご紹介頂きました。例えば、小学校2年生の算数の場面においても、X軸のみの座標軸を用いて「"大きい/小さい"を順番に並べてみよう!」など低学年でもできる実践を紹介頂きました。またシンキングツール上に教師の方であらかじめ色のカードに意味づけをしておき、思考を整理する実践もご紹介頂きました。その後で参加者と"春"を題材にしたYチャートを用いたワークを行いました。最後にテストカードのゲームモード機能を活用して全員で体験し、作り方のコツについてもお話し頂きました。

澤 祐一郎先生
杉並区立小学校
"体育×ロイロ"とびばこでの実践での個別最適な学びについてお話し頂きました。格差・同じサポート・必要なサポートのお話から、場や用具の工夫、そしてロイロノートと体育の魅力との繋がりなどを触れていただきました。"イメージができないから運動ができないのでは"という観点から、VRゴーグルを活用したとびばこ運動の実践紹介、その後の動きの感覚や振り返りをロイロノートでまとめてメタ認知する。児童たちの「やってみたい」からスタートし、場や課題を自ら追求していく体育での手立てについて、まとめとしてお話し頂きました。

荒濱 豊樹先生
城南学園小学校
最後は共有ノート機能をフル活用した"ロイロバース"と命名された実践についてご紹介頂きました。普段荒濱先生が児童相手に活用している共有ノートに、実際に入って作業も体験しながら参加しました。個別最適という観点から、共有ノート空間で"同じ・違う・似ている"について比較しながら考えたり、様々な立場から多面的にみたりする活動を疑似体験しました。協働学習環境を整え、他者を参照できる場がある事で、協働自体を自己調整できる。そして協働空間で学ぶ事が自分達にとって楽しくて意義深い事だとわかれば、いたずらなども発生しないという事も教えて頂きました。

ロイロ認定校サミットでは毎年新しい取り組みを行う予定です。気になった方は2024年12月26日に京都のノートルダム学院小学校でお待ちしております!
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