【LEGイベントレポート】LEGえひめ「ICT活用NEXT STEP UP」

【LEGイベントレポート】LEGえひめ「ICT活用NEXT STEP UP」

2022.12.10に行われたLEGえひめイベントvol.4@今治のイベントレポートです🍊🏯🥝
今回は県内から13名の発表者と3名の運営スタッフ、県外から3名ゲストを招いての開催でした。

アイスブレイク
松下直樹先生(愛光中学高等学校)による、ロイロノートを使ったアイスブレイクを行いました。チーム分けして、共有ノート上で絵しりとりを行いました。


スペシャル対談
和田誠先生(愛光中学高等学校)と井上嘉名芽先生(東奥義塾高等学校)によるスペシャル対談を行いました。質問は共有ノート上で回収&参加者からもアイディアを募りました。

Q&A抜粋
Q:いろいろな資格を取得して良かったことは?
A:資格を通して全国の色々な先生方と繋がることができた。これが一番の財産。

Q:校内でどうやってICTを普及させていますか?
A:はじめは全教職員対象の一斉研修から始めていた。次第にそれぞれの先生によって実現したい事が違う事に気づき、先生方の実現したい内容を行うためにはどうしたら良いかの助言をする様になっていった。

Q:教員への浸透をさせる工夫は何でしょうか?
A:今日の学びを隣の人に教えて下さいね、という形で徐々に広げる様にしていった。自分から質問に来れない先生に対しては、こちらからいついつ空いてましたらお時間頂けませんか?と寄り添っていき、お困りことをヒアリングしていった。

Q:ロイロノートの資料箱に生徒がわかりやすい様に資料を配布したいのですが、良いアイディアはありますか?
A:時数に制限があるので、最初の方にポイントになる名前を付けて保存する様にしています。

Q:ロイロノートとGoogleのそれぞれの良さや組み合わせは?
A:ロイロノートは特に作ったものの可視化がし易い。評価に必要なものについてはclassroom上で行っている。クラスルームはルーブリック評価ができるので。

Q:原稿の大学入試に対応する授業とICT機器の活用とどう繋げれば?
A:どの教科も探究的な学びに近い様な能力が求められている。自分で考えて行動・発信することはICTを活用する方が効率的。また全体的に時間短縮ができるので、本質的な学びや育てたい力を伸ばすための時間がもてる様になるのではないか。


パネルディスカッション
社会と情報をテーマに、愛媛県内外の教職員、大学職員、民間企業人とで自由にお話しをしました。
中村 天良先生(大商学園高等学校)井上 嘉名芽先生(東奥義塾高等学校) 澁谷 洋平様(LoiLo)、前田 喜久子先生(高知県立窪川高等学校)左下段、杉野 航洋先生(済美平成中等教育学校)、玉井 輝之先生(愛媛大学教育学部技術教育講座)、ファシリテーター:門屋 孝明先生(済美平成中等教育学校)
内容はSociety 5.0について、それぞれの立場から思う事や、情報教育についてなどを話されていました。

分科会
A・B・Cと3つに分散して参加者は聞きたい講座を受講する形で自由に実践を学びました。

A
松本 拓也先生:宇和島市立鶴島小学校
とにかく使う!とにかく慣れる!シンキングツールや共有ノートを、様々な学習で使われていました。ZOOM×ロイロによる遠隔授業や、ノート併用型の授業実践についても紹介されました。

森 優美子先生:松山市立桑原小学校
アナログ大好きな私が、小学校低学年(1〜3年生)における"ICTを使った授業実践あるある"というテーマでお話しされました。「ロイロってすごい‼︎」「ロイロってやっぱり難しい」が交錯する日々の実践について、温かい雰囲気で会話をしながら進めました。

長井 直也先生:今治市立桜井小学校
長井先生は小学校の特別支援学級を担任されています。今年度、前々から取り組みたかった仮説実験授業に初めて取り組まれました。その取組にロイロノートを活用した実践を紹介されました。

片岸  力丸先生:新居浜市立角野小学校
ICT活用のマインドを育む情報モラル教育やデジタルシティズンシップ教育について、子どもたちと一緒に学ばれている片岸先生。次代を生きる子どもたちのために、参加者と一緒に考えてみる時間でした。

B
大西 規靖先生:愛光中学・高等学校
理科の授業や課外活動でロイロを使った事例を紹介されました。愛光中学・高等学校でもタブレット導入6年ほどになりますが、使いながら試行錯誤の日々との事です。いろいろ情報交換しながら進行されました。

八木 啓美先生:今治市立玉川中学校
All Englishでの授業もICTを使えば、ぐっとハードルが下がります。ワークショップ形式で、ロイロノートの活用を紹介しつつ、Kahoot!を実際に体験しながら一緒に英語を英語だけで行う授業実践を学びました。

都築 果林先生:愛媛県立八幡浜高等学校
高校国語科で「読むこと」「書くこと」を通じた思考力の育成を目指す取組事例です。評論(福岡伸一「動的平衡」)読解の基本を学ぶ過程で、シンキングツールを用いて文章の構造化を行った事例などを紹介されました。

兵頭 宣彦先生:愛媛大学教育学部附属中学校
国語科における「読むこと」の学習は、この120年の間に大きく変化しました。令和の国語教室では「読むこと」をどのように捉え、生徒と共に「読むこと」の学習をどのように進めていけば良いのでしょうか。参加者は一緒に考えながら進行されました。

C
前田 喜久子先生:高知県立窪川高等学校
総合的な探究の時間における課題解決×ICTの事例を紹介されました。実践としてGoogleスプレッドシートが5分でアプリになるノーコードツールGlideを用いて、WEBアプリを実際に作成する手前まで行いました。

神野 晃嘉様:新居浜市
行政職員の立場から迎えたGIGAスクール。行政職員だけどロイロ認定ティーチャーになろうと思った気持ち。日々感じている教育現場でのICTの活用について、今の自分の立場からお話しをされました。

濱田 和幸先生:済美平成中等教育学校
みんなで作る総合学習の紹介でした。中学2年生を対象の三津浜で自主研修。自分たちで決めたルートを巡り、MAPにまとめ、最終的に「三津浜の魅力が伝わるプレゼン」を競われた実践を紹介されました。提出箱の履歴を辿る機能をフル活用された実践でした。

杉野 航洋先生:済美平成中等教育学校
情報と技術の授業実践にについてお話しされました。従来型の授業とiPadやロイロノートが入った後の授業でどの様に変わっていったのか?実体験やご自身の感想などを元にお話しされました。



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