【LEGイベントレポート】LEG三重「みんなで創る学びの未来フェスin Mie」ー2024年12月14日ー
2024年12月14日に開催されたLEG三重のイベント、「みんなで創る学びの未来フェスin Mie」のイベントレポートです。
参考リンクLEG三重
目次
基調提案 「創発する学びの未来へーNEXT GIGAの時代」
都留文科大学の野中潤先生から、NEXT GIGA時代の新しい学びについてお話いただけました。
生成AIや他ICTを活用することで、児童生徒が主体的に学びの没頭していく新しい学びを実現していく事例について、実際に生成AIを試しながらお話しいただけました。また、ChatGPTなどの生成AIに教員としてどのように関わっていくのがいいのか、活用していくのがいいのかというマインドセットについてもお話いただけました。
ロイロ・canva・生成AI・Google・micro:bit さまざまなICTツールが学べるセミナー
ロイロだけでなく、canva・生成AI・Google・micro:bitなど、さまざまなツールについて学ぶことができました。
お子様連れでの参加も歓迎であったため、先生方だけでなく、一緒についてきた子どもたちも一緒にワークを楽しむ姿がみられました。
ロイロノート・スクール
明日から使える!初めてのロイロ活用授業
現役の大学生が作るLEG、LEG愛教univ.の学生さんたちによる、ロイロの活用授業が実施されました。
シンキングツールを使って自己紹介カードなどを作成しながら、基本的なロイロノートの操作を体験していただいていました。また小学校、中学校の現場で実際にどのように活用されているのかを教えていただきました。
小中高英語科発音&リスニング力UP! 帯活動で使える簡単ロイロ活用法
徳千代先生から、校種を選ばずに活用できる、発音やリスニング力UPにつながる帯活動の実例についてお話いただけました。
英語上達には「発話」が大切だとお話しいただき、ロイロノートの音声入力機能を使ってスピーキング練習を体験しました。発音を瞬時に確認し、正しい発音を身につけることで、リスニング力向上にもつながることを実感しました。さらに、生成AIを使って文字起こしした英文をチェックし、先生方の業務負担を軽減する実践についても紹介いただきました。
Google for Education
みんなで考える主体的に学ぶとは?〜授業と評価〜
横浜市立金沢高校の斎藤先生からGoogle for Educationを活用して児童生徒の授業評価の観点から主体的な授業をどのように作るかについてお話しいただけました。
一つの目標を目指して突き進んでいく従来型の社会から、多様な価値観が共存していく社会に変貌していっている状況についてご説明いただき、小学校から高校までの教育でどのように子どもたちが主体的に自らの方向性を決めていけるか、お話いただけました。
全校種・全教科 Google for Education,Figjam入門
三重県立名張青峰高校の向山先生から、さまざまな教科で使えるGoogle for EducationやFigjamの活用についてお話しいただけました。
Google classroomやFigjam使って学年・教科を超えた情報共有や協働作業をスムーズに行なっている事例についてお話しいただけました。実際に青峰高等学校で行われている実践を通じて、様々な活用についてお話しいただけました。また、保護者への情報共有など、生徒・先生以外のやり取りの事例についてもお話しいただけました。
協働的な学びを支援するGoogle活用術
都留文科大学の野中先生から、Google for Educationを活用することで、どのように協働的な学びが実現できるかについてお話いただけました。
授業で効果的にスプレッドシートやドキュメントを使う方法を体験を交えながらお話していただけました。また、Chat GPTを使って教材を効率的に作成する手順について教えていただきました。参加者の方々は初めて見たり聞いたりすることばかりで、終始驚きを隠せない様子でした。
インタラクティブなARの活用
和歌山大学教育学部附属中学校の矢野先生からARを活用した学びについてお話いただけました。
ARを活用した事例についてお話しいただけるとともに、ロイロを使ってARモデルを使ったり、実際にiPadのRality Composerを使ってARモデルを作成する体験も実施していただけました
生成AI
中学校社会科、英語科、学活 生徒も先生も教材として利用する生成AI
津市立朝陽中学校の大鳥居先生より、さまざまな教科で活用できる生成AIの活用についてお話いただけました。
英語では、生徒が日本語を直訳した英作文をChat GPTを効果的に使うことで、なぜ間違っているのかを瞬時に把握できることや、音声認識機能を使って録音することでスピーキング活動として効果的であるというお話をしていただけました。また、ワークショップでは実際にCanvaの画像生成を体験していただいていました。
子供と使う生成AI
LEG三重の市野先生から、家庭でのやり取りの中で親子で生成AIを活用する実践についてお話いただけました。
ご家庭でお子さんとどのように生成AIを活用しているか、日頃の生活の中でどのように生成AIを取り入れながら、子どもたちが新しいアイデアに気がついたり、Chat GPTと一緒にお話を作ったりすることで、子どもの好奇心を育てていく取り組みについてご紹介いただけました。
canva
小学校国語科✖️CanvaAI活用✖️他者参照
LEG三重の駒田先生から、小学校国語科での生成AIの活用事例についてお話いただけました。
すぐにWebページを作ることができる、必要な画像を生成AIで作成できるなど、canvaの機能を活用することで、授業中に児童が他者参照しながら学びを進めていく活動についてお話いただけました。また、実際に俳句を作る活動を参加された先生方に体験していただくこともできました。
学級通信簡単作成! canvaでつながる協働学習
津市立朝陽中学校の大鳥居先生より、canvaを使って手軽に学級通信を作成する事例についてお話いただけました。
「15分で学級通信は作れる」実践をお話いただき、実際に、参加された先生方に、学級通信を作る体験を実践していただくことで、校務負担軽減を行う事例についてお話いただけました。また、音声入力などを使って学級通信の文章の叩き台を作成するなど、忙しい中で校務をこなしていくためのノウハウをお話しいただけました。
オールインワンの学びを実現するcanva活用術
都留文科大学の野中先生より、canvaをさまざまな教科で活用する実践についてお話いただけました。
参加された先生方が、実際にcanvaを使って案内を作成するというワークを通じて、初めての方でも簡単にcanvaが使える方法についてご説明いただけました。
全校種・全教科 canva入門編 はじめの一歩
向山先生より、どの校種、どの教科でも活用できる入門的なcanvaの活用方法についてお話いただけました。
canvaとは何かから始まり、canvaの基本的な使い方や活用場面などについてお話しいただけました。また、「jamボードの代わりにcanvaを使うには?」「各教科で活用するには?」など、実践的な内容についてもお話しいただけました。
micro:bit
プログラミング教育 micro:bit カーリング
LEG三重の駒田先生からmicro:bitを活用したプログラミングについてお話いただけました。
実際にその場でプログラミングを行い、マイクロビットを使ったカーリングを体験していただきました。先生方だけでなく、一緒にこられた子どもたちも一緒に楽しくプログラミングを学んでいました。
micro:bitでものづくりを始めよう
micro:bit財団の畑さんからmicro:bitを活用したプログラミングについてお話ししていただけました。
MakeCodeを使ってプログラミングを行い、センサーやモーターを使って工作を動かす体験をしていました。
その他
総合的な学習でめざしたい子どもの姿ーロイロを使った探究活動ー
瑞穂ヶ丘中学校2年生の荒川くんから、ロイロの自由研究企画を通じてスタートした「バガス容器」に関する探究活動についてお話しいただけました。
長年の探究活動の成果をお話しいただけるとともに、参加された先生方からの質問にも回答しました。また、実際にバガス容器を使ったワークショップも実施されました。
体験型ブース
小ブースに分かれての各種ツールの体験も実施されました。
AR、ロイロのゲームモード、micro:bitを使ったプログラミングなどさまざまなツールを体験することができました。
LEGに参加してみませんか?
全国のLEGではこのような魅力的なイベントや交流が多数行われています。あなたもLEGに参加してみませんか?
また、お住まいの地域に新しいLEGを立ち上げることもできます!
公開授業・イベントサポートします!
ロイロノート・スクールでは公開授業やイベントの開催をサポートさせていただきます。
サポート例
・ 企画・集客サポート
・認定ティーチャーのご紹介
・端末、お茶などのご用意
「公開授業・イベントを開催してみたい!」という方はロイロスタッフまでお気軽にご相談ください。
公開授業レポート