【LEGイベントレポート】LEG名古屋「さぁ、あなたも認定Teacherになりませんか?」ー2025年3月1日ー
2025年3月1日に開催されたLEG名古屋のイベントのレポートです。
参考リンク
目次
ライトセッション
効率的な授業運営と学習サポート
講師 中垣 佳亮 先生(名古屋市立原小学校)
朝の連絡や欠席情報を共有することで、教師や生徒の状況を把握しやすくし、学習の効率化を実現しました。さらに、PDFでの教材配布や歌の練習、思考整理の可視化など、多様な場面での活用方法が手軽にできるということを「ロイロで3分クッキング」として示されました。
QNKSを活用した探究型学習の実践
講師 五十嵐 純 先生(名古屋市立赤星小学校)
「探究ニッポン」では、都道府県の魅力を問いとして捉え、付箋を使って疑問を整理し、ロイロノートの共有ノートで共同編集を実施しました。調べた内容をチームで表現し、保護者からのフィードバックを通じて、どれだけ魅力を伝えられたかを振り返る取り組みが紹介されました。
スモールステップで自信を育む学習支援
講師 中原 修平 先生(名古屋市立神の倉小学校)
発達の最近接領域を意識したスモールステップの指導法を紹介していただきました。跳び箱の上での前転を怖がる生徒に対し、マットを複数重ねて高さを調整するなど「助けがあればできる」発達の最近接領域にいる児童に時間をかけた結果、生徒は徐々に恐怖を克服し、最終的にできるようになるという成功体験を積ませる工夫についての実践をお話しいただきました。
導入の工夫 〜中核的な概念を意識して〜
講師 賀田野 将宏先生(名古屋市杉村小学校)
概念的な理解を促すための工夫として、プレイフルラーニングの重要性をご紹介いただきました。遊びやゲームを活用することで、児童が直感的に概念を捉えられるように設計されていました。算数の掛け算の「億万長者決定戦」では、ロイロノート上で紙幣を使い、児童が視覚的にかたまりとして掛け算を捉える仕組みを構築。繰り返しの活動を通じて、未学習の内容でも論理的な思考へとつなげる実践が紹介されました。
志田先生によるお話!
自分のわかり方〜学習状況を把握するために〜
講師 志田 倫明 先生(新潟市立上所小学校)
間違いから学ぶ力
「目的を意識し、学習の目標を明確にすることで、生徒一人ひとりの理解が見えてくる」「間違いは学びを深めるチャンスであり、異論や説明を通じて生徒同士が納得しながら理解を深めていくことが重要」と語られました。児童生徒の追求を優先することで、試行錯誤しながら解決へと向かう姿勢が育まれると述べられました。また、生徒は間違うこと自体ではなく孤立することを恐れているため、安心して学べる環境を整え、再チャレンジできる機会を作ることが大切であると強調されました。
自分だけのミスファイル
ロイロノートを活用して「ミスファイル」を作成し、テストの間違いを蓄積・分析する実践を紹介されました。児童は間違いを修正することで成長し、教師はそのプロセスをコーディネートすることが重要と指摘されました。間違えた問題を少し変えて再チャレンジすることで、理解を深める機会を提供し、学びをより主体的なものにできると述べられました。数ヶ月後に児童が自らミスファイルを振り返ることで、自分の間違いの傾向を分析し、成長を実感できる仕組みを作ることが大切だとお話しされました。
認定ティーチャーになりませんか
認定ティーチャーになるには
講師 澁谷 洋平(株式会社LoiLo)
ロイロスタッフより参加者の皆様に向けて、「ロイロ認定ティーチャー」についてご紹介させていただきました。
申請するための方法や、メリットについてお話ししました。毎日利用してくださっている先生方でも知らないことがたくさんあったようで、認定ティーチャーを目指すきっかけになったというお声もいただきました。
LEGに参加してみませんか?
全国のLEGではこのような魅力的なイベントや交流が多数行われています。あなたもLEGに参加してみませんか?
また、お住まいの地域に新しいLEGを立ち上げることもできます!
公開授業・イベントサポートします!
ロイロノート・スクールでは公開授業やイベントの開催をサポートさせていただきます。
サポート例
・ 企画・集客サポート
・認定ティーチャーのご紹介
・端末、お茶などのご用意