ロイロ×振り返りで学ぶ姿勢が変わる!ー岩沼市立岩沼西小学校の取り組みー
主体的・対話的で深い学びにおいて、「振り返り」の重要性も注目されるようになりました。
授業で児童が何を、どう学び、何ができるようになったのか。
ロイロを活用して毎時間振り返りをすることで、児童の学ぶ姿勢が劇的に変わったという岩沼西小学校の取り組みを伺いました。
児童が学びに積極的に!
振り返りを継続することで以下のような変化がありました。
何を学ぶべきかの整理が習慣になる
できること/できないことをカードに整理できる。
できないことへの抵抗がなくなる・できるようになる成功体験が増える
各自で見返して、できなかったことを家庭学習や学校としての取り組み時に率先して取り組むようになる。
分からないことをそのままにしないようになった。
一人一人の苦手が減り、得意が増えていった。
結果として学力調査でも得点が上がった。
クラスみんなで学習に取り組む姿勢が生まれる
ロイロでの振り返りの共有が当たり前になり、教えあいが自然と生まれるようになった。
交流する中で教わる児童はもちろん、説明する側の児童の理解もより深まった。
クラスみんなで教えあって頑張ろう!という学級づくりができた。
振り返りの方法
手順
問題に取り組んだ後に10分
① できること・できないことをテキストに書く。
② 提出箱に提出してクラスで共有する。
③ 友達の振り返りを読み、自分が分かることを教え合う。
という活動を行うことで、自分や友達の学びを共有でき、お互いに分かることを教え合うようになった。
手順ごとの操作ポイント
① できること・できないことをテキストに書く。
自分の言葉で箇条書き。
色分けしておく。できることは赤、できないことは青
② 提出箱に提出してクラスで共有する。
カード2枚を提出する。
児童がお互いに確認できるよう、先生は提出箱の回答を共有するできるようにしておく。
③ 友達の振り返りを読み、自分が分かることは教え合う。
詳しく説明したりノートを見せたり、教え方は各児童の自由にする。
席を移動しても良いと伝えて話しやすい環境にする。
教え合いは強制しない。
友達の振り返りを見て一人で考え直す生徒もいる。
回を重ねるごとに、振り返り内容も充実していきます。
振り返りのメリット
学習内容の振り返り
考え方や手順を習得するインプットと、友達に説明や表現をするアウトプットの流れが自然に生まれる。
➡️内容についての理解が深まる。
学習活動の振り返り
「〜〜さんの図を使った説明が分かりやすかった」など、活動の方法を学べる。
➡️学び方や活動の選択肢が広がる。
振り返りをロイロで行うメリット
ノートでも行えますが、ロイロの提出機能が振り返りにとてもマッチします。
学びの姿勢が変わると・・・
児童の学びの姿勢が変わると、学校での様々な活用にも良い影響が出てきます。
みんなで目標を共有したり。
いろんな教科や取り組みで「振り返り」の習慣が生まれます。
ソーラン節の練習振り返り
ロイロは振り返りの蓄積にピッタリ!
ロイロノート・スクールは容量無制限で児童の成果物を蓄積できるほか、児童ごとの提出物一覧をみることもできます
参考リンク 生徒ごとの提出物を一覧で見る
また、成績評価でのロイロノートの詳細な使い方を以下のページにまとめました。
参考リンク 成績処理・成績評価での活用法
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