小2 算数 九九のきまりを見つけていかそう かけ算(3)【授業案】鹿屋市立輝北小学校 福田 魁星
学年 / 教科 | 小2/算数 |
単元 | かけ算(3) |
指導要領 | A 数と計算(イ)乗法の式 |
教科書会社 | 学校図書 |
授業者 | 福田 魁星(鹿屋市立輝北小学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
目の前にいる児童に合った方法として,ロイロノートを使って図に自由に書き込んだり,式をメモさせたりしながら試行錯誤できるように授業を作りました。紙のワークシートを使うよりも,自由度が高いロイロノートの良さを生かすことができました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】課題への見通し(既習の九九の決まりを使って,たくさんの物を工夫して数える工夫に気付く)
これまでの九九のきまりを確認する。(入れ替えの術など)
チョコレートやケーキなど兄弟で上手く分けるには,全部で何個あるのかいちごやチョコレートを数える必要があることを伝える。
※自力での問題解決への見通しをもたせることが難しいため,立式とアレイ図を示し,穴埋め式にすることで,①開けて後でたす作戦という考え方に気付かせる。
【展開2】自力(協働)解決(いくつかの方法を使って計算する)
9の段までは使うことができることを生かして,②入らない所をポイ作戦,③上手く分けて動かす作戦などの方法を児童と一緒にネーミングを付けながら,考え方を電子黒板に投影したロイロノートで確認する。
【展開3】発展問題(どの方法を使えば簡単にできそうか考え・計算する)
3つの作戦の中からチョコレートの位置を見て,どの方法が使いやすいかを考える。
ワークシート(ロイロノート)のアレイ図に自分で線や式を書き込ませながら,正しい立式を考える。
【展開4】適用問題(適切な方法を選んで問題を考える)
多くの物を数える時にかけ算のきまり(分けてたす,後でひく,動かす)を使うと簡単に計算することができる。
変わった形(位置)でもまとまり(○○の段)を探すといいかもしれないことに気付くことが大切だと伝える。