小2 生活 「すてき」はっけん!まちたんけん【実践事例】(朝日町立さみさと小学校)

小2 生活 「すてき」はっけん!まちたんけん【実践事例】(朝日町立さみさと小学校)

朝日町立さみさと小学校
松井 和貴子教諭
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ロイロノート・スクールを用いて、小学校低学年でも簡単に、短時間でプレゼンテーションを行える授業を展開します。

「まちたんけん」の活動中に関わった人や、見つけた「すてき」の紹介をするために、ロイロノートを活用しました。まず、グループにタブレットを1台持たせて探検へ行き、「すてき」だと思った場所やもの・人を中心に、写真や動画を撮影します。
次に発表用のスライド作りに取り掛かります。探検で訪れた場所につき3枚の写真を選び、その写真に対応した原稿を書きます。写真の見てほしいポイントに「手書き」機能を使って、丸やキーワードを書き込み、スライドを完成させていきます。この時、簡単で分かりやすいスライドを作成するように心がけ、あまり多く書き込まないようにします。
スライドが完成したら、ロイロノートの提出箱にスライドを提出し、タブレットを操作して発表の練習を行います。
発表では、作成したスライドをプロジェクターで映しながら、動画に合わせて話したり、写真をズームして見せたりして、聞く人が分かりやすいように工夫しながら発表を行います。

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ロイロノート導入のメリット

撮影した写真をそのまま使ったり、指で書き込みができたりと直感的な操作ができるため、小学校低学年の児童でも、簡単に短時間で発表スライドを作ることができる。

発表をする児童が、自然と動画に合わせて話したり、見せたい部分をアップしたりするようになってきており、プレゼン能力の向上が期待できる。

写真や動画があることで視覚的に分かりやすく、発表を聞いている児童の気付きが生まれたり、考えが深まったりした。


実践の目標

地域の人々と関わる活動を通して、地域の人々と自分たちの生活との関わりに気付き、地域に親しみや愛情をもつことができる。

探検で訪れた場所や関わった人々のことを振り返り、その施設や店のよさや仕事を中心に、まとめることができる。

探検で訪れた場所や関わった人々について、紹介することができる。


実践の場面

1. 探検へ行き、写真や動画を撮る
グループ(3人)に1台のタブレットを持たせて探検に出掛け、「すてき」だと思った場所やもの・人を中心に、写真や動画を撮影する。



2. 写真を選び、発表原稿を書く
探検で訪れた場所につき、3枚の写真を選ぶ。付き添いで行った教師が撮った写真は資料箱に入れておき、自由に使えるようにする。
そして1枚の写真につき1枚の紙に、発表原稿を書く。写真ごとに原稿の紙が分かれているため、並べ替えや発表の分担がしやすくなる。



3. 写真をつなげる
選んだ数枚の写真の並べ方を考え、カードをつなげる。つなげた写真に合わせて、発表原稿の紙も並べ替える。



4. 写真に書き込む
手書き機能を用いて、写真の見てほしいポイントに丸をつけたり、キーワードを書いたりして、スライドを仕上げる。
書き込みは多く書かず、簡単で分かりやすいスライドにする。



5. スライドを提出する・発表練習
提出箱にスライドを提出する。提出が終わったグループが一目で分かるように、提出箱の画面をプロジェクターで映しておく。
提出をしたグループは、グループのタブレットを操作しながら、発表の練習をする。



6. 発表をする
グループごとに、作ったスライドをプロジェクターで映しながら、発表を行う。
聞く人が分かりやすいように、動画に合わせて話したり、写真をズームして見せたりする。



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