小4 算数 身近なものを使って、小数のかけ算・わり算の問題をつくろう【実践事例】(臼杵市立福良ヶ丘小学校)
臼杵市立福良ヶ丘小学校
足立 雅浩教諭
ロイロノート・スクールで問題文を作成し、友だちと交流することで活用力やお互いを認め合う授業を展開します。
初めに全体で教科書を使って本時の活動に見通しを持たせました。その後、ロイロノートが入ったタブレットを持ち、学校内を回って問題となる材料をさがしに行きました。
その際、決まった材料の写真を撮ったり、長さをはかったりするよう指示しました。材料を見つけることができていない児童には、教科書の問題文を参考にし、数字を変えてつくっても良いと声かけをするようにして、全員が問題文を作成できるようにしました。
教室に戻り、ロイロノートの「テキスト」「お絵かき」機能を使って問題文を作成し、写真と問題文カードを繋いでスライドを作りました。
グループごとに順番を決め、友だちに間送信で問題文を送信し合い、式と答えを記入して出題者に送り、問題を出し合う活動を行いました。
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ロイロノート導入のメリット
問題文に関する写真をとり、問題を伝えることで、友だちに分かりやすく問題を提示できました。
多くの友だちと交流することができ、児童たちが主体的に活動していました。
実践の目標
身のまわりの事象を数理的にとらえ、小数×整数、小数÷整数についての学習などを活動して問題を解決することができる。
実践の場面
1. 本時の学習の見通しを持たせる
本時の学習を見通しを持たせるために、教科書を使って身近なものを使って問題をつくり、友だちと問題を出し合うことを伝える。
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2. 問題となる材料を探しにいく
ロイロノートが入ったタブレットを一人ずつ持ち、学校内を回って問題となる材料をさがしに行った。
その際、決まった材料の写真を撮ったり、長さをはかったりするよう指示した。また、材料を見つけることができていない児童には、教科書の問題文を参考にし、数字を変えてつくっても良いと声かけをするようにした。
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3. 問題文を作成する
教室に戻り、ロイロノート・スクールの「テキスト」、「お絵かき」機能を使って問題文を作成し、写真と問題文カードを繋いでスライドをつくった。
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4. つくった問題を友だちに送信する
グループごとに順番を決め、友だちに個人間送信で問題文を送信し合った。
送信された児童は、問題を解き、式と答えを別のカードに書いて問題者に送信するようにした。
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