愛徳学園ユーザー会模擬授業:模擬国連をロイロで

愛徳学園ユーザー会模擬授業:模擬国連をロイロで

#イベントレポート
2019年11月9日に行われた愛徳学園ユーザー会での模擬授業のレポートです。
愛徳学園 荒谷菫先生による、模擬国連をシンキングツールで行う体験でした。

1 愛徳学園グローバルスタディーズについて
愛徳学園では高校2年生と3年生で世界の実際の課題に目を向けて解決策を考える授業を実施しています。
今回は、そこでの取り組みを参加された先生方に体験していただきました。
2 そもそも模擬国連とは?
模擬国連とは、1つの問題にたいして、それぞれの国の代表としてどのような対策がおこなえるか、議論を行う形式です。

バングラデシュでのファストファッションの衣料工場の崩壊事故を1つのテーマとして、ファストファッションから世界の問題について考える授業の体験をおこないました。


3 授業のながれ
3−1 それぞれの役割(ロール)をきめる
模擬国連では、それぞれの立場にあわせて意見を出し合います。
今回は「消費者」「労働者」「バングラデシュ政府」「ファストファッションブランド」の立場にわかれてそれぞれ意見を考えてもらうことになりました。



3−2 それぞれのロールでの問題点をウェビングで挙げる
それぞれのロールでどのような問題点があるか、ウェビングであげてもらいます。

挙げた意見はロイロの提出箱の機能で比較することもできます。


3−3 解決すべき問題点の優先順位をつける
ツールをダイヤモンドランキングにきりかえて、3−2で挙げた問題点について、優先順位をつけていきます


3−4 問題点についての現状を整理する
優先順位の高い3つの問題について、現状が理想に対してどのような状態にあるのか整理します。

3−5 解決策を考える

現状から理想に近づけるには、何ができるのか分析チャートをつかって解決策を考えます。


今回体験していただいたのは、ここから議論を行なっていくための「準備」の部分です。シンキングツール をつかうことで問題点を多角的な観点から挙げていったり、解決にむけての情報を整理することが簡単になることが体験できる模擬授業でした
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