授業実践：プレゼン大会
テーマ理想的な模試の受け方 〜自分たちが受けてきた点を踏まえて〜
小松大谷高等学校(石川県)
探究的な学習活動の一環として、模試を製作している業者の方へ向けた提案を行いました。
生徒の皆さんは自由な形式で、自分たちの考えを提案しました。
探求課題は「理想的な模試の受け方 〜自分たちが受けてきた点を踏まえて〜」です。私自身は高校生の時に模試をなぜうけるのか？深く考えた事がありませんでした。小松大谷高等学校の生徒さんたちは自分たちの失敗や成功を踏まえて、非常に参考なる意見を述べられていました。
場面①：自分たちがなぜ模試を嫌々受けてしまうのか？を考えたグループ 場面②：自分たちが過去に模試を受ける際に失敗してしまった場面を考えたグループ
場面③：模試を受ける準備について、悪い例をクラゲチャートでまとめたグループ
場面④：過去の失敗等を踏まえた、模試制作業者さんへの新規事業提案例
所感
①：物事の本質を考える事に繋がっており、非常に面白い取り組みであると感じた
②：クラスによってプレゼンの仕上げ方に違いがあり、どちらも違ってどちらも良く、クラス感で刺激があると思った
③：シンキングツールを自由な発想で使っているグループもあり、生徒の可能性を改めて感じた
チームでプレゼンを制作・当日発表する事は、もちろん素晴らしい取り組みであると感じました。それ以上に生徒たちが受け身になるのではなく、「なぜ」「なんのために」を考えた上でトライする模試は、より良くなるものだと思いました。このような課題設定は、どこの学校でもできるのでは無いでしょうか。