高2 保健体育 働くことと健康 生涯を通じる健康【授業案】日本体育大学柏高等学校 野呂惇人
学年 / 教科 | 高2/保健体育 |
単元 | 生涯を通じる健康 |
指導要領 | (3)生涯を通じる健康ア(イ)イ |
教科書会社 | 大修館書店 |
授業者 | 野呂惇人(日本体育大学柏高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
シンキングツールとロイロの共有機能を用いることで、様々な職業における働くことの意義や健康問題への理解が促進される。また、最初の職業カードによって生徒のつまずきを取り除いたり、教員からの説明事項や生徒からの提出物にもカードの機能を用いる事で、授業の進行をスムーズに出来る。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】将来就く職業の仮定
5分程度の時間で、将来就きたい職業について考える。
決めるのが難しい生徒は、職業名が書かれたカードの中から1枚を選択し、職業を仮定する。
【展開2】働くことと健康との関わりを考える
健康の定義(WHO)を再確認する。
個人で、仮定した職業についての調べ学習を行いながら、健康の定義をもとに、座標軸の各象限を埋める。
【展開3】働くことと健康との関わりを理解する
4人グループで座標軸の説明をし合う。
提出箱・画面共有などの機能を用い、全体にも共有する。
様々な職業における、働くことの意義(+)と健康問題(−)について理解し、自身の職業観を養う。
+と−の両面を知り、ワーク・ライフ・バランスについての理解を深める。
【展開4】働き方や健康問題の変化について理解する
産業革命以前と以後、最近ではコロナ以前と以後で、より多様で自由な働き方(生き方)が可能となった。
上記を踏まえて、各自で、仮定した職業について今後の予想や期待をし、カードに考えをまとめて提出する。
【展開5】授業のまとめ
まとめカードを共有し、考えを深める。
AIの発達やチャットGPTの登場に触れる。
過労死や過労自殺など、大きく深刻な社会問題にも触れる。