【事例紹介】生成AI✖️ロイロで問題自動作成!
ロイロノートスクールのテストカードは、Excelやcsvを取り込んで作成することができます。この機能をうまく活かすことで、生成AIをつかった、問題の自動生成を行うことができます。
解説動画
生成AIをつかってテストカードで問題を自動生成する方法について動画でまとめました。
基本:Excelファイル・CSVからテストを作成する
ロイロノート・スクールでは、Excelファイルの雛形に問題を入力することでテストカードを作成できます。生成AIで問題の自動作成を行う際にはこの機能をつかいます。詳細は以下のページをご参照ください。
活用例①:Chat GPT、Gemini、Copilotなどをつかってテストカードを自動生成する
Chat GPT、Gemini、Copilotなどに、問題の内容を指示することで簡単にテストカードを自動生成します。
STEP1:Excelファイルの雛形をダウンロードする
1.テストカードの編集画面で(…)を選択して「ファイルのインポート」を選択
※ エクセル, CSV, Numbersファイルがインポート可能です
2.問題作成用のファイルテンプレートを「テンプレートをダウンロード」からダウンロード
STEP2 Chat GPT、Gemini、Copilotなどの生成AIをつかって問題を作成
1. Chat GPT,Gemini,Copilotなどの生成AIに出力形式や、内容を指示するプロンプトを入力する
以下の内容に従って、生成AIに問題作成を依頼します。
プロンプトで指示する内容
出力ファイルの形式の詳細
以下のように指示をしてください。
ロイロのテストカードを作成してください。問題は左から 「問題」「解答必須(必須の場合は1)」「配点」「正解の選択肢」「正解の選択肢(複数ある場合は「 、」もしくは「 , 」で選択肢番号を区切ってください)」 「解説」 「選択肢1」 「選択肢2」 「選択肢3」 「選択肢4」の順にならべて、エクセル形式で出力してください。
問題を作成するとなる学年・教科・単元
問題数・難易度・形式
プロンプト例
ロイロノートのテストカードの問題を作成してください。
問題は左から 「問題」「解答必須(必須の場合は1)」「配点」「正解の選択肢」「正解の選択肢(複数ある場合は「 、」もしくは「 , 」で選択肢番号を区切ってください)」 「解説」 「選択肢1」 「選択肢2」 「選択肢3」 「選択肢4」の順にならべて、エクセル形式で出力してください。
中学校3年生の理科の、ボルタ電池とダニエル電池について問題を作成してください。
問題は5問で、理科が苦手な生徒でも解ける難易度の選択問題にしてください。
2.出力した内容を整形する
1で出力した内容をエクセルファイルに整形してください。
Chat GPT:エクセルファイルが出力されるため、そのままダウンロードしてください。
Gemini:スプレッドシートに出力後、エクセルファイルでダウンロードするか、内容を雛形のエクセルファイルに貼り付けてください。
CoPilot:内容を雛形のエクセルファイルに貼り付けてください。
3. ロイロのテストカードにExcelファイルをインポート。内容の確認調整を行う。
2で作成したExcelファイルをテストカードにインポートします。
※作成したテストカードの問題は正確でない場合もあります。必ず内容を確認し、修正をおこなってください。
活用例②:問題作成に特化した生成AIを活用する
Brisk AI Teachingや、Notebook LMなど、入力ソースを限定することができる生成AIを活用することによって、youtube動画やPDFファイルなどの資料に基づいたテストを作成することができます。
テスト作成の元となる資料を限定することによって、より精度の高いテストを作成することができます。
参考リンク
参考動画 Briskを用いたロイロのテストカードの作成方法(ロイロ認定イノベーター 井上嘉名芽先生)