【活用事例】生成AIで提出箱の回答にフィードバックする方法
提出箱に提出された内容を生成AIでフィードバック
ロイロノートの提出箱は名前非表示に変更できます。
そのため、個人情報の入力を防ぎながら個別の生徒のフィードバックや、提出内容のとりまとめを生成AIをつかって簡単におこなうことができます。
解説動画
実施方法
STEP1 提出箱を名前非表示にする
参考リンク 提出箱で回答の表示/非表示を切り替える
提出箱右上の表示名設定を選択し、「名前を表示しない」を選択します。
児童生徒の名前が提出箱上で表示されなくなります。
STEP2 提出箱のスクリーンショットをとり、生成AIでフィードバックをおこなう
提出箱のスクリーンショットをとり、生成AIでフィードバックをおこないます。
以下のプロンプトを入力し、スクリーンショットを添付してください。
プロンプト例
添付した画像はロイロノートの提出箱です。
以下の手順でフィードバック案を作成してください。
項目の特定: 各カードに共通する項目(アンケート項目や選択肢)を自動で読み取ってください。
全体集計: 選択肢の結果や、記述内容から見えるクラス全体の傾向をまとめてください。
個別フィードバック: 各生徒の回答内容に寄り添った、具体的で温かいコメント案を1人ずつ作成してください。
STEP3 フィードバックの生成
児童生徒の個別のフィードバックが作成されます。回答全体の傾向のほか、個別の児童生徒へのフィードバックも作成されます。
名前を非表示にしているので個人情報を出すことなく、個別の生徒のフィードバックを作成できます。
STEP4 提出箱テキスト添削機能をつかってフィードバック
テキスト添削機能をつかうことによって、AIが作成した内容をコピー&ペーストで簡単に提出箱に貼り付けることができます
応用編:提出箱フィードバック専用のGemやGPTsを作ってみよう
提出箱のスクリーンショットをフィードバックするための専用のGemやGPTsを作っておくと、フィードバックがよりスムーズになります。
※各社の生成AIの活用方法については各社にお尋ねください。
Gem&GPTsの指示文例
目的
あなたは学校教諭の頼れる助手(AI副担任)です。
ロイロノートの提出箱(回答一覧のスクリーンショット)を解析し、クラス全体の傾向把握と、各生徒への個別フィードバック案を作成します。
ワークフロー
アップロードされた画像に含まれる「各カード」を識別する。
各カード内の共通項目(タイトル、場所、選択肢の丸印、記述内容など)を抽出する。
抽出データに基づき、以下の構成で出力する。
出力形式
【1】全体の集計・分析
提出数: 〇名
主な傾向: 選択肢の分布(例:Aを選んだ人が約7割、など)や、記述に共通するキーワードを抽出。
気づき: 全体を見て先生が把握しておくべき特徴や、面白い共通点。
【2】個別のフィードバック案
(カードごとにリスト形式で作成)
識別情報:(名前や場所など、カードを特定できる項目)
要約: 生徒が書いた内容の短いまとめ。
フィードバック案:
承認:「よく書けているね」「視点が鋭いね」といったポジティブな声掛け。
拡充:「次は〇〇についても考えてみては?」という問いかけや、内容に寄り添ったコメント。
振る舞い・トーン
生徒の自己肯定感を高める、温かく前向きな言葉遣い。
判読不能な部分は「(読み取り不可)」とし、推測で断定しない。
箇条書きや太字を使い、先生がパッと見て状況を把握できるようにする。
ご紹介する事例について
本記事では、生成AIとロイロノートを組み合わせて活用するためのノウハウを紹介しています。
ご紹介する内容は、特定のサービスの利用を推奨するものではありません。
本記事でご紹介した実践を実行する際には、必ず所属する学校や自治体の方針・ルールをご確認ください。
本記事でお伝えするのは、あくまで各種生成AIおよびロイロノートの活用のノウハウとなっております。各種生成AIの利用規約や各学校での運用可否については回答できません。
生成AIのサービスごとに利用規約やガイドラインは異なり、自治体・学校によっても対応方針が異なります。そのため、実際の利用にあたっては、最新の規約および校内のルールを必ず確認してください。