無意識的な一連の処理をサポートする

無意識的な一連の処理をサポートする

(2018/6/17)

「Aした結果に応じてBする」という作業は日常的であるが、この流れをうまく活用したインタフェースは多くない気がする。たとえば「xxxというフォルダを検索し、無ければ作成する」ことは多いだろうが、検索操作と作成操作は異なるのが普通である。一連の操作を流れるように実行できた方が嬉しいだろう。「ファイルがあれば消す」とか。
AやBについて最初から認識しておらず、Aの結果を見てからBを思い出すことも多いだろう。フォルダが無いことに気付いてからフォルダを作成しようと思うような場合である。つまり、何か作業をした後でうまく次の作業がサポートされていると良い。
Dynamic Macroの場合、同じ操作を繰り返した後で再実行を指示できるのが便利である。通常のキーボードマクロの場合は操作の前にキーボードマクロの登録を指示する必要があるのが面倒である。ユーザが最初から気合いを入れなくても一連の操作をうまくサポートしてくれるシステムが地味に便利だろう。ファイル名を最初に指定しなくてもテキストやお絵描きができるアプリは正しいと思う。名前などは後で指定すればよい。

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