意図予測検索3におけるFAQ / PDFコンテンツ更新のポイント
意図予測検索3適用時のコンテンツ更新のポイントをご紹介します。
AIが質問文や要約を生成するタイミング
ダッシュボードから「記事を更新」を押したタイミングで質問文や要約が自動で生成されます。
コンテンツの編集やPDFファイルを差し替えなどを行った場合、更新されたコンテンツに対して質問文・要約回答を再生成します。
FAQコンテンツ
内容が更新されているコンテンツ、質問文・要約が再生成されます。
PDFコンテンツ
PDFファイルが差し替えられた場合に再生成されます。
PDFファイル全体が更新対象になります。PDFファイル内の1ページのみ更新はできません。
コンテンツの更新時のポイント
①PDFの解像度は極力高くする
意図予測検索3はOCRで情報を読み取っています。そのためPDFの場合は解像度が低いと正しく判定されない場合があります。
PDFビューワーの100%表示のズーム設定にて支障なく文字を読める程度の、高解像度のPDFファイルでご活用ください。
②画像には補足テキストを入れておく
図表の画像を利用する場合、図表内のデータをそのまま回答の生成に役立てる使い方を目的とするのではなく、検索できるように図表に説明書きを添えた上で、その図表を検索する目的でご利用ください。
図表はユーザーに直接、お読みいただくことで、誤解なく解決してもらうことを推奨しています。
図に対して
図中の文がOCR処理を通して、回答に採用されることがあります
絵の意味を汲み取る機能はございません。AIによる誤った解釈などを防ぐためです
例:犬の絵から「犬」や「動物」で検索できるようにはなりません。
例:フローチャートからステップの書き起こし生成などは行われません。
表に対して
表の内容がOCR処理を通して、回答に採用されることがあります
漏れなく、全行全列が回答に役立てられるとは限りません
※図表の読み取りは主にLLM側の処理に起因するものですが、読み取りの強化を検討中です。
③トピックはなるべく1ページ内に収まるように書き切る
意図予測検索3ではページ単位で事実を抽出して回答や質問文を生成しています。そのため、1つのトピックに対してページがまたいでしまう場合、上手く事実を抽出することができない可能性がございます。
例:以下のような場合、極力1ページに収まる形にしていただくと事実を抽出しやすくなります。
就業規則の書類:第3章が5項存在
p.3 には第3章 3項の1~3までが掲載
p.4 には第3章 3行の4~5が掲載
※本件は改善開発を検討しております
④コンテンツを差し替えた際は古い情報は削除しておく
意図予測検索3は読み込ませた文書の内容を等しく”事実”として取り扱います。
読み込まれた文書において、日付のテキストが、本文の周辺にないと、正しく要約する回答に含まれません。
例えば、定期的に改訂される規程類などで、変更履歴が末尾にあるケースは回答に生かされることは期待されません。
古い文書の内容が、現時点では正しくない情報である場合、その古い文書を読み込ませるとAIに誤った知識を回答させるリスクにつながります。新しい文書を抜粋して、ご利用いただくことを推奨します。
※将来、時系列に基づいた検索結果の表示改善も検討にいれています
補足
上記を意識しても上手く反映されない場合は、以下の措置もご検討ください。
コンテンツに対して質問文を手動で設定する
質問文を手動で設定した場合、元々AIが生成していた対象ページの質問文は全て無効になります
キーワードを記事タイトルに含める
例:「商品の部品交換」→「【カーテンレール】商品の部品交換」
どのコンテンツからどの事実を抽出して生成されたか確認する
現在直接ご確認いただく機能はございません。確認する場合はお手数ですがHelpfeelの担当者までお問い合わせください。