エキスパートから提案が集まる公募の作成方法が知りたい。
エキスパートから提案が集まる公募の作成方法をご紹介します。
1.案件は分かりやすく明確に記載しましょう。
【タイトル】
どんな人にどんなことを聞きたいのか、一目で分かるタイトルにしましょう。
良い例:ベンチャー企業の人事担当者に中途採用の課題についてインタビューしたい
【依頼背景】
依頼にいたった背景や目的を記載しましょう。
背景や目的を共有することで、エキスパートがインタビューの趣旨をくみ取った上で提案してくれます。
【スポットコンサル時に相談したいこと】
質問は明確に記載しましょう。
悪い例:〇〇の実現可能性について。
良い例:〇〇はすでに業界内で実現されているか。されていない場合は実現する上での課題を、されている場合は普及する上での課題を教えていただきたいです。
可能な限り、誰にでも伝わる用語・表現を用いましょう。
英語や略語は避ける。
悪い例:ケイパ、KSF、KBF 等
専門用語を使う際は、定義を明記する。
良い例:GHG(温室効果ガス/Greenhouse、ここでは二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六ふっ化硫黄、三ふっ化窒素の7種とする。)
【探しているエキスパート】
エキスパートは限定し過ぎず、幅を広げて募集しましょう。
提案段階では面談は確定していません。まずは多くの提案を集め、エキスパートのプロフィールを確認したり、事前相談をした上で、インタビュー対象を選定するのがおすすめです。
一方で、対象となるエキスパートがすでに明確な場合は、具体的に記載しましょう。
良い例:ベンチャー企業で中途採用を担当している人事の方、週3回以上リモートワークをしている20代の方 等
【提案時にご記載いただきたいこと】
エキスパート選定にあたり、事前に確認したいことを記載しましょう。スポットコンサルに踏み込んだ内容ではなく、エキスパートの経験や想定質問に対する回答可否を聞きましょう。
エキスパートが気軽に提案できる質問内容、量を心がけましょう。
YES/NOや一言で回答できる質問にする。
多量な質問は避け、スクリーニングに必要な質問数にとどめる。
【謝礼金額】
以下を参考に適切な謝礼金額を設定しましょう。
謝礼金額を低く設定すると提案が集まらない場合があります。
2.見やすい記載・構成を心がけましょう。
以下のような案件は、うまく提案が集まらない場合があります。
誤字脱字がある。
読みにくいだけではなく、エキスパートが公募案件を検索する際にキーワードでヒットしなくなります。
各項目の見出しが重複して記載されている。
体裁が整っていない。
悪い例:
3.案件公開後は募集ページを必ず確認しましょう。
募集ページを見ることで、依頼内容に不足や修正がないか、見やすい構成になっているか、実際に提案するエキスパート視点で確認することができます。
案件を修正をする場合は「公募案件の内容を編集できますか?」を確認してください。
募集ページは以下より確認ができます。
【公募案件ページから確認】
公募案件管理ページより該当案件を開き、右上の「募集ページを確認」ボタンから確認する。
【公募公開後の画面から確認】
公募公開後の画面下部にある「公開されたページを見る」から確認する。