どのポイントを使うの?:食塩水の問題

どのポイントを使うの?:食塩水の問題

食塩水の問題については、最終的に
食塩水分数
逆比
面積図
てんびん法
といった、複数の解法を使いこなしていくことになります。

問題解決能力を広げることになりますので、これらのどの方法でも解けるようになっておくことが大切です。ただし、「面積図」と「てんびん法」は同等の解法のため、どちらかが使えれば問題ありません。関東圏の塾では面積図で教えるケースが多いため、コベツバのメインの解法も面積図に合わせています。

なお、まだ「比」「逆比」を学習していない段階では、「食塩水分数」に「フローチャート」や「等量交換」を組み合わせて解いていくことになります。


上記の様々な解法に習熟した前提で、「問題解決の速さ」については以下の通りです。

●蒸発・水入れ
1: 水入れ(連発)→全体量と濃度の逆比
(→コベツバweb授業 Point 313で学習できます。)
2:食塩水分数
3:てんびん
の順で「問題解決が速い」とお考えください。

●混合・塩入れ
こちらに関しては、条件次第です。使い分けの判断軸は「混合前の食塩(水)AとBの全体量(食塩水分数にしたときの分母)が2つとも分かっているかどうか」です。

分かっている場合:食塩水分数が速い(食塩水分数において、分母が分かればかなり早く解けるため)。
分からない場合:てんびん法を選択したほうが簡単。

(例)
4%200gと、8%300gの混合→食塩水分数
4%200gと、8%■gの混合で、7%になった。→てんびん法
5%600gと、食塩■gの混合で、10%になった。→てんびん法


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コベツバの解説では、あくまでもお子様の学年に合わせてではございますが、以下のことを意識しております。

高学年/入試本番まで通用する解き方
特定の問題だけに適応可能な解き方ではなく、汎用性のある解き方
ミスをしにくい解法(計算が楽など)


参考記事:
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