【イベントレポート】ロイロTVin 岐阜・鹿児島コラボスペシャル

【イベントレポート】ロイロTVin 岐阜・鹿児島コラボスペシャル

2024年12月7日(土)に開催されたLEG岐阜とLEG鹿児島の合同イベントのレポートです。
41の自治体でロイロが導入されている鹿児島県と2つの認定自治体を要する岐阜県、ロイロが盛んに活用されている2つの都道府県の実践を発表していただけました。

全編動画
全発表内容を動画でご覧いただけるプレイリストをまとめました。



アイスブレイク
発表者 LEG鹿児島 竹下先生

あみだくじや文字探しなど、オンラインでも簡単に盛り上がるゲームを参加者と一緒に楽しむことができました。新学期のアイスブレイク等でも使えるように、簡単な作り方についてもご紹介いただきました。

岐阜県の先生による実践発表
地元教材×ICTで江戸時代を学ぶ 〜苗木藩の参勤交代を題材にした歴史学習実践〜
発表者 中津川市立福岡小学校 齊藤慎一郎先生

まとめシートを使い、学びの足跡を振り返る実践をご紹介いただきました。
効果的な振り返りができるだけでなく、単元を貫くめあてを意識することができたり、自分の考えを言語化する力が身についたりと、さまざまな成長が見られたと話されました。

LEG 鹿児島実践発表
LEG鹿児島の先生方による実践発表が行われました。
鹿児島県 41自治体でのロイロの活用とLEG鹿児島の歩み
鹿児島県41自治体でのロイロの活用
発表者 LEG鹿児島 竹下先生

鹿児島県41自治体でのロイロ活用の歩みと、LEG鹿児島の歩みについてお話しいただけました
鹿児島県全体でどのようにロイロの活用がはじまり、そしてLEG鹿児島がどのように歩みを進めていったのかお話しいただけました。

LEG鹿児島キックオフイベントについて
発表者 LEG鹿児島 永田先生・小田原先生

LEG鹿児島キックオフイベントでの実践についてお話しいただけました。
永田先生からは、道徳や外国語など、鹿児島の先生の実践事例についても紹介されました。たくさんの先生が使っているからこそ、たくさんのノウハウがあり、そのノウハウがいつでも共有できる環境が強みだと話されました。
小田原先生からは県外の先生方の実践についてお話しいただけました。ロイロだけでなく、他アプリや、生成AIなども取り入れた多様な事例についてご紹介いただけました。

LEG鹿児島 親子イベントについて
発表者 LEG鹿児島 小田原先生

「活用を広めるには、保護者の方にも理解を深めてもらう必要がある」という考えから開催された、保護者の方と子供を対象とした親子向けイベントについてお話いただけました。
当日発表されたフラッシュカードやリピート練習などの楽しいアクティビティをご紹介いただきました。

ロイロを活用した児童総会について
発表者 LEG 鹿児島(箱川先生)

また、ロイロを活用した児童総会の実践についてもご紹介いただきました。個人思考から始め、グループでどのように合意形成を図るのか、実際の流れも含めてご紹介いただきました。
箱川先生には、12月27日(金)のロイロTVでもお話しいただきます。児童総会のより詳しい内容・ポイントを知りたい方は、ぜひお申し込みください!お申し込み→【全国の先生の事例をオンラインで!】ロイロTV
鹿児島と岐阜のコラボ授業の報告
発表者 LEG鹿児島 竹下先生

鹿児島県・岐阜県コラボ授業について
寒い気候を生かした暮らしをしている岐阜県と、海に囲まれ漁業が盛んな鹿児島県。そんな地域の特色がある2県が、LEGでの活動をきっかけに合同授業を実施しています。
ゲストティーチャーも交えて、ロイロを通してやり取りをすることで、教科書だけではわからない生きた学びを体感することができています。
今回は、2県合同授業の取り組みの一部をご紹介いただきました。

取り組みの例
垂水市漁協組合の方と4校合同オンライン授業
岐阜県の林業に関わる方と4校合同オンライン授業
鹿児島県、岐阜県の学校の児童による感想・意見の共有

第1回 お互いの地域の魅力紹介
最初の交流ということで、お互いの地域の魅力を子どもたち自身が紹介し合った様子をご紹介されました。
自校の友達ではなく、他校の友達に伝えなければならないため、相手意識が高まり、貴重なアウトプットの経験が積めたと話されました。また、お互いのプレゼンを見合うことで、劇やクイズを入れた紹介の面白さや見やすさを大事にした資料作成の方法など、新たな学びが生まれたと語られました。
第2回 小学校5年社会科:漁業の授業
垂水市の漁協組合の方をゲストティーチャーとして招いて実施された社会科の授業の取り組みについて、ご紹介いただきました。
ロイロの提出箱やアンケートを活用することで、子どもたちの疑問や意見を簡単に集約し話し手に共有することができるため、遠く離れた遠隔地からの話でも主体的に聞くことができるとのことでした。

岐阜県・鹿児島県の交流事業について
発表者 LEG鹿児島 中塩先生

岐阜県と鹿児島県は以前から教員相互派遣事業が行われています。教員相互派遣事業を経験された中塩先生から、両県の教育の違いについてお話いただきました。言葉・方言など日常生活の違いから、行事や学力検査など学校行事の違いまで、たくさんの違いをご紹介いただきました。
子どもを大切にという思いは共通しつつも、生徒指導や成績処理などの場面において、どのように子どもと接するのか、どのように子どもの学力を捉えるか、とさまざまな場面で違いがあることもご紹介いただきました。
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