【公開授業レポート】和歌山教育大学附属中学校

【公開授業レポート】和歌山教育大学附属中学校

授業実施日:2019.11.15(金)
基本情報
授業担当者一色 秀之
ICT環境2人 1台タブレット※
学年 / 教科技術・家庭科(技術分野)
単元目的にあった電気回路を設計しよう
※学校としては、1人1台iPadを所有させているが、本時は仲間との対話を促す目的で2人1台の使用としている。

本時のめあて
目的とする回路の回路図を描き、配線しよう
「課題シートに提示された回路を実現するには、どのように部品を繋げれば良いだろう?」

授業の流れ
1:ペアでiPadを使って電気回路図を設計する
2:グループで電気回路を共有する
3:まなボードに電気回路を描く
4:まなボードに描いた回路図を撮影し、ロイロノート・スクールで提出する
5:実際に部品を配線し(回路を作る)、動作確認をする
6:ワークシートと授業日誌に本時の振り返りを記入する
hr
1:ペアでiPadを使って電気回路図を設計する
回路図の書き方を復習する
部品の図記号を確認する

2:グループで電気回路を共有する 
〈この機能が大活躍!〉画像の回転
配布された図記号のカードを線で結ぶ。それぞれのカードを適宜回転させて、回路図を作成する。
〈この機能が大活躍!〉定規ツール
回路図を書く場面で、定規を使ったような直線が簡単に引ける(手書きパレットの上から2つめにあるペンの種類)
3:まなボードに電気回路を描く
4:まなボードに描いた回路図を撮影し、ロイロノート・スクールで提出する
〈この機能が大活躍!〉提出箱の回答を共有する
グループごとに提出した回路図を全員で共有する
〈この機能が大活躍!〉画面配信
提出した回路図について先生が解説をしながら、書き込んでいる画面が生徒のiPadに配信される
〈この機能が大活躍!〉返却
回路図に不備があったグループに、提出した回路図(写真カード)を再考するよう促す
5:実際に部品を配線し、動作確認をする
考えた回路図をもとに部品を配線する
目的とする回路を作り、その動作確認をする
「光った!できた!」

6:ワークシートと授業日誌に本時の振り返りを記入する
ロイロノート・スクールで回路図と配線の様子を撮影、記録する
授業の記録(プリント)に本時の振り返りを書く
インタビュー
〈生徒〉
Q:授業での教育ICT活用について
iPadを使用する、ということ自体が授業への関心につながる

Q:ロイロノート・スクールの好きなところ
使い方がわかりやすい
クラスメイトと考えや資料を簡単に共有できる
視覚的に資料を提示すると、話す方も聞く方も理解しやすい
学習内容を記録できる
自宅での学習、テスト前の学習に役立つ

〈先生〉
Q:ロイロノート・スクールの魅力
その時の学びを保存でき、時間や場所が変わってもいつでも振り返ることができる
個々の手元に学習素材を配信、学習内容を蓄積できる

Q:ロイロノート・スクール導入によって、変わったこと
生徒の学びを全体や個人で共有することができるようになった(=共有・返却機能)
生徒個人の学びを深化させることができるようになった

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