【音楽】歌唱器楽をメインとしない音楽科授業について

【音楽】歌唱器楽をメインとしない音楽科授業について

8月7日(土) 中級ステージ
認定ティーチャー:塚本 伸一 先生(東海大学付属静岡翔洋小学校)
校種・科目・単元:小学校 中学校 高等学校 音楽


学べる内容
考える音楽科の基本コンセプト
考える音楽科の実践事例

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考える音楽科の基本コンセプト
目的:音楽を使っての汎用的能力の開発(授業音楽のプロになる活動ではない)

考える音楽科の実践事例
【事例①:鑑賞】
1. タイトル(ます)を伏せて、音楽鑑賞
2. 楽器編成を示す
3. 発問「この曲はある生き物が描かれています。あなたならどんな生き物だと思いますか?」
▶ピラミッドチャートを使って、考えをまとめていく︎
プラミッドチャート(下から上):焦点化する、抽象化する、構造化する
下段=(イメージ)は児童の直感を重視
中段=(理由)は音楽を形づくるものから児童自らが探し出して結びつける
上段=(結論)は理由づけされたものであれば合格とする
【事例②:器楽】
1. リコーダーを自宅での個別練習へ
「模範演奏視聴」→「個別練習」の反復
2. 練習した様子を動画で撮影し、提出箱へ
3. PMIシートを使って、他者評価
PMI:多面的に見る ※P=良い点(plus)、M=問題点(Minus)、I=気になる点(Interest)

【事例③:音楽づくり】
GarageBandで「リズムづくり」
1. 教員が「メロディー + ハーモニー」を作成
2. 児童が「リズム」を作成
ただし、ビートシーケンサーは使用不可
⇒鑑賞領域で考えた「何の動物でしょうか?」をもとに、擬音、サンプリング音等を使って、16小節をつくる。
3. 成果発表
PMIシートを用いて評価

ロイロを使うメリット
イヤホンを使って、個別に鑑賞ができる。自分のペースで再生可能である。
授業時間の短縮につながる

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