中１ 数学 空間における２直線の位置関係（ねじれの位置） 空間の図形【授業案】恵那市立上矢作中学校 岩島　慶尚

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数学における効果的なシンキングツール（キャンディーチャート、撮影してのY字チャートの仲間わけ）の活用事例になると思います。今回の実践で、本当に多くの主体的な学びを実現することができたと思います。

平面上の２直線の位置関係は、交わる、交わらない（平行）の２つしかないことを確認する。

「空間の２直線もおなじかな？」と問い、近くの生徒同士で交流する。

ねじれの位置があることを確認し、ねじれの位置の定義である「１平面上にない２直線」を確認する。

定義のわかりにくさを活かして「どうすればねじれの位置にある直線をみつけられるか」を課題として個人追究を行う。

キャンディーチャートを使って次のように記入する。

・　左側　　位置関係と直線（カードの移動）

・　真ん中　図形に色を付ける

・　右側　　見つけ方ポイント

個人追究、回答共有して追究　生徒の進展状況を見て時間配分をする。

カメラ機能を使って、教室（廊下、近くの特別教室）にある様々な２直線を見つけて、写真に撮り、その位置関係の問題をつくる。

（例）蛍光灯とたっている先生の位置関係は？

みんなで撮った写真を共有し、Y字チャートで仲間わけをする。

※　どのように直線を見るかで位置関係が変わってくるなど、図形に対する理解が確かなものになっていくのを感じました。