中1 数学 空間における2直線の位置関係(ねじれの位置) 空間の図形【授業案】恵那市立上矢作中学校 岩島 慶尚
学年 / 教科: | 中1 数学 |
単元: | 空間の図形 |
指導要領: | B(2)空間図形ア(ア)空間における直線や平面の位置関係を知る |
教科書: | 大日本図書 |
授業者: | 岩島 慶尚(恵那市立上矢作中学校) |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
数学における効果的なシンキングツール(キャンディーチャート、撮影してのY字チャートの仲間わけ)の活用事例になると思います。今回の実践で、本当に多くの主体的な学びを実現することができたと思います。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】ねじれの位置を知る
平面上の2直線の位置関係は、交わる、交わらない(平行)の2つしかないことを確認する。
「空間の2直線もおなじかな?」と問い、近くの生徒同士で交流する。
ねじれの位置があることを確認し、ねじれの位置の定義である「1平面上にない2直線」を確認する。
定義のわかりにくさを活かして「どうすればねじれの位置にある直線をみつけられるか」を課題として個人追究を行う。
【展開2】キャンディーチャートで技(見つけ方)発見
キャンディーチャートを使って次のように記入する。
・ 左側 位置関係と直線(カードの移動)
・ 真ん中 図形に色を付ける
・ 右側 見つけ方ポイント
個人追究、回答共有して追究 生徒の進展状況を見て時間配分をする。
【展開3】カメラを使って2直線の位置関係をみつけ問題にする
カメラ機能を使って、教室(廊下、近くの特別教室)にある様々な2直線を見つけて、写真に撮り、その位置関係の問題をつくる。
(例)蛍光灯とたっている先生の位置関係は?
【展開4】Y字チャートで仲間わけ
みんなで撮った写真を共有し、Y字チャートで仲間わけをする。
※ どのように直線を見るかで位置関係が変わってくるなど、図形に対する理解が確かなものになっていくのを感じました。