中1 ホームルーム活動 コロナ禍でもできる合唱大会【実践事例】 (盈進中学校)
授業担当者 | 星野佑介 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校1年生 ホームルーム活動 |
単元 | - |
〈実践の概要〉
例年、中学校1年生ではEnglish Chorus Festival(英語曲の合唱大会)を実施している。しかし、コロナ禍の中で例年通りの実施は難しい状況であった。他の行事も中止になっていることから「コロナ禍でもできる」をテーマに班ごとで実施方法を考えた。
コロナ禍で合唱大会ができない理由を調べ、それを解決し、実施可能な方法を仮説検証しながら行った。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
調べた内容を、共有しやすい。
毎日のホームルームでの活動(10分)の中で運用する際に、前日からの続きとして取り組みしやすい。
〈実践の目標〉
自分たちで調べる
自分たちで検証する
〈授業写真〉
〈場面1〉なぜコロナ禍では合唱ができないのか
「コロナ禍で、なぜ合唱大会ができないのか」を調べることで、「できない理由を解決すれば、合唱大会が実施できるのでは?」に繋げられるのではと考えた。1人1台のタブレットを使用し、文科省のHPや、専門家のコメントなどを調べ、班でロイロノートを使用し共有した。
〈場面2〉コロナ禍での合唱大会の設計
飛沫の距離、感染リスクが高まる環境などを調べた結果、どのような環境であれば合唱大会ができるのかを班ごとで考えた。それをロイロノートを使い、班ごとにクラスで発表した。多くの班は感染リスクが下がる屋外での合唱や、実際に集まって歌うのではなく班ごとで合唱風景の撮影を提案した。横一列に並ぶ、円の隊形をつくり外を向き歌う、等の配置についても考えていった。
〈場面3〉合唱大会の模擬
各々の班が、設計した形の合唱大会での形を実施して、その問題点を探った。各々の班が屋外で合唱を・撮影をし、ロイロノートで共有し確認したが、きちんと集音できておらず、各班内で話し合い、教室内で班ごとに横一列で合唱し、そのパートごとをi-Movieで繋ぎ合わせることに決定した。
〈場面4〉合唱の撮影
1つの英語曲を6人程度のパートに分け、そのパートごとに撮影した。撮影した動画をつなぎ合わせ、1曲のものとした。合唱環境がクラスによって異なるため、例年のように合唱自体の審査は困難であったが、「自分たちで作った」と「問題を解決する」という点においては、例年よりも成果あるものとなった。
〈授業写真〉