中1 理科 学校のまわりにある植物について知ろう 生物の観察【授業案】熊本県立小国支援学校 松本 和也
学年 / 教科 | 中1/理科 |
単元 | 生物の観察 |
指導要領 | 特別支援学校学習指導要領 中学部 理科 1段階 A生命(ア)身の回りの生物 |
教科書会社 | 自作教材を使用 |
授業者 | 松本 和也(熊本県立小国支援学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
本校は山間部に位置しており、学校の周囲には針葉樹がたくさん生えています。毎日目にしているはずの針葉樹ですが、葉の形まで注意深く見ていた生徒はほとんどおらず、今回の観察を通して新たな発見がたくさんあったようです。後日、落ち葉を拾ってきて「これは針葉樹ですか」と尋ねてくる生徒もいました。また、タブレットを活用することで、今回のように高所のため観察が難しい対象であっても、カメラ機能を使って安全に観察を行い、まとめまで完結できるのはロイロの強みだと思います。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】木と葉のイメージ
自分のイメージする木と葉の絵をかく
手描き機能を使って自分のイメージする木と葉の絵をかく。
全員が提出した段階で、生徒の回答を電子黒板に提示し共有する。
ここでは広葉樹という言葉は使用しないが、広い形をした葉をイメージして絵をかいた生徒が多いことに触れる。
【展開2】2種類の葉の観察
2種類の葉を観察し、共通点と差異点について考えをまとめる
教師がAの葉(実物)を提示し、展開1で多くの生徒が書いていた葉の絵と似ていることを確認する。その後、Bの葉を提示し、木には色々な見た目をした葉があることを伝える。
AとBの2種類の葉を観察し、シンキングツール(ベン図)を用いて、共通点と差異点について考えをまとめる。
【展開3】学校の周りの木の撮影と分類
学校の周りにある木を探して葉の写真を撮り、表を完成させる
展開2で使用したAとBの葉を用いて、教師が広葉樹と針葉樹の葉の形の違いについて説明する。
学校の周りにある木の中から、広葉樹と針葉樹を探し、ロイロのカメラ機能を使って、それぞれの葉の写真を撮る。
撮影した写真を表に取り込み、広葉樹と針葉樹に分類して整理する。
【展開4】まとめ
気づいたことをまとめ、発表する
学習を通して気づいたことや初めて知ったこと等を文章にまとめる。
提出されたカードを教師が電子黒板に提示しながら、生徒が発表を行う。