中1 社会/地歴公民 インドのカレー「ナン」で食べる? 〜自然環境で異なる食生活〜 産業発展と人口増加が急速に進む南アジア【授業案】八雲学園中学校高等学校 野中 淳平
学年 / 教科 | 中1/社会/地歴公民 |
単元 | 産業発展と人口増加が急速に進む南アジア |
指導要領 | 世界の様々な地域 |
教科書会社 | 『社会科 中学生の地理』(帝国書院) |
授業者 | 野中 淳平(八雲学園中学校高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
・生徒にも馴染み深いカレーを題材に、インドでは気候の違いを生かした農業がどのような地域でおこなわれているかを考察させるようにしました。
・生徒それぞれが気づいたことを資料箱に提出させて考えを共有すること、そしてグループワークを取り入れることで想像力や思考力を育てられるように工夫しました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】インドのカレーのイメージは?
各家庭のカレーの特徴と、インドのカレーのイメージをシートに記入させる。
【展開2】インドのカレーを見比べてみよう!
2つのグループに分けた写真カードを提示する。
2つのカードを見比べて、気がついたことをシートに記入させる。
提出箱を画面共有し、クラス全体の気がついたことを共有する。
【展開3】稲作と麦作の違いと共通点は?
展開2で提示した2つの写真の違いのうち、カレーがご飯(米)にとともに食べられていることと、ナンやチャパティ(原料は小麦)とともに食べられていることに気がつかせる。
ベン図を用いてグループごとに意見を交換し、稲作と麦作の共通点や相違点をまとめたものを提出箱に提出させる。
提出箱を画面共有し、他グループの意見を共有する。
【展開4】気候の違いを生かした農業
2つの資料を提示する。
降水量に着目させながら、インドは各地方で気候の違いを生かした農業が見られることに気がつかせ、自然条件による違いから食生活が異なることを理解させる。