中1 美術 芸術鑑賞ってなんだろう 芸術鑑賞 (ポスターデザイン)【授業案】藤村女子中学校 吉田昌子

中1 美術 芸術鑑賞ってなんだろう 芸術鑑賞 (ポスターデザイン)【授業案】藤村女子中学校 吉田昌子


基本情報
学年 / 教科中1/美術
単元芸術鑑賞 (ポスターデザイン)
指導要領(1)ア・イ 鑑賞
教科書会社美術1
授業者吉田昌子(藤村女子中学校)

単元全体


解説動画


作成者からのアピールポイント
用途に合わせて様々な形のシンキングツールを利用することで、視覚的にも考えを巡らせやすい環境を整えました。また、鑑賞の面白さを体感しながら、プレゼンを取り入れることで、他者の考えと自分の考えを比較する機会を設けました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

hr

【展開1】授業内容説明・鑑賞とは何か・作品紹介
全体の流れを説明。
『作品鑑賞』という言葉から受ける印象を全体に問いかけ、2~3名から意見を聞く。
今回はグループでなく、各自がじっくり作品を観察していろいろ発見して欲しいことを伝える。
作品の見方に自由で構わない旨を伝え、リラックスして取り組める雰囲気を作り、その後の展開に繋げる。
作品の概要説明。


【展開2】鑑賞タイム・発見出し
作品がプリントされた紙面を各自に配布。(画質が良いものを選択)
鑑賞時間は3分間と制限し、集中させる。
3分後に声をかけ、発見した事柄を書き出す。
下記の3点を端的に書くよう指示。
① 作品の中で、どんなことがおこっていまか。
② 作品の何を見て、そう思いましたか。
③もっと発見はありますか。


【展開3】自分なりの作品に込められたメッセージを導き出す
発見したことを分野別に振り分けてみる。※分野名は自分で作ってよい
分類わけと展開2①②③を鑑み、作品に込められたメッセージを導き出す。
授業担当者からは、自分流の観点で構わないことを告げ、生徒は他者に向けたオリジナルの作品プレゼン内容の編集に進めていく。
プレゼンのクオリティも大切だが、作品鑑賞に親しんでもらうことを優先し、自分の意見を形にし感じたまま発表できる機会を準備し、臨ませたい。


【展開4】プレゼン・振り返り
一人ひとりが独自の視点で編集した鑑賞プレゼンを行う。
他者のプレゼンを聴くことで、幅広い捉え方があることを知る。
他者のプレゼンの良い点を上げてみる。
美術を通し価値観の違いがあることを知る。
改めて今回の作品を鑑賞をしてみる。
教科担当が今回何故この作品を選択したかを告げる。
対象が何であろうとじっくり観るといろんな発見があること、また実際に本物(作品)を観る醍醐味や面白さについて触れる。


Powered by Helpfeel