中2 国語 メロスと王の人物像の変化を捉える 走れメロス【授業案】多治見西高等学校附属中学校 原知里
学年 / 教科 | 中2/国語 |
単元 | 走れメロス |
指導要領 | 8 表現を見つめる 「走れメロス」 |
教科書会社 | 光村図書出版 |
授業者 | 原知里(多治見西高等学校附属中学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
メロスの内面の変化を考えるために、色々なシンキングツールを活用してみました。使い方が正しいかはわからないところはありますが、視覚的に把握して比較する、抜き出して動かしながら情報をまとめる、などが手書きだとなかなかできない面であり、シンキングツールの魅力だと思いました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】作品全体を捉える
作品の設定でわかることを書き出す。
登場人物について、わかったことや考えたことを書く。
他の人と交流して、気づいたことなどを書き出す。
【展開2】人物像を捉える
教科書の冒頭部分を読んで、メロスと王の人物像がわかる描写を抜き出す。クラゲチャートの下の五つの⚪︎の中に記入。
抜き出した情報から、メロスと王の人物像を自分の言葉でまとめ直す。
二人の人物像を見比べて、二人の対照的な点を考えて書き出す。
【展開3】メロスの心情がどう変化したのか考える考える
メロスの心情の上下を教科書の描写を読みながらグラフにして確認する。
メロスの気持ちが落ち込んだ時に何があったのか考える。心の隅に「ふてくされた根性」が生まれて、メロスはどのようなことを考えたのか、書き出して整理する。
再び走り始めたメロス。なぜメロスは走ったのか。山場よりも前と比較して、メロスが走った理由を考えてみよう。
【展開4】王の心情がなぜ変化したのか考える考える
冒頭と最後を読み比べて、暴君ディオニスの変化を言葉でまとめる。
なぜディオニスの気持ちが変化したのか、考えをまとめる。