中2 国語 筆者が父親のことをどう思っているか読み取ろう 人間のきずな 【授業案】 郡山ザベリオ学園中学校 中島有希
| 学年 / 教科 | 中2/国語 |
| 単元 | 人間のきずな |
| 指導要領 | C「読むこと」(1)エ |
| 教科書会社 | 光村図書 |
| 授業者 | 中島有希(郡山ザベリオ学園中学校) |
| 投稿日 | 2026年3月25日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
随筆には、意図的な描写によって筆者の思いが表現されています。本教材「字のない葉書」では、手紙や葉書が「もうない」という描写が筆者の父親に対する思いを読み取る上で大切なポイントになると考え、シンキングツールで比較しました。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】前時の振り返りを行う
前時では、教科書教材である「字のない葉書」と父親について書かれている「父の詫び状」
を比較し、相違点と共通点を、「ベン図」で分類整理した。
作品の年代や内容を簡単に振り返る。
【展開2】共通点を確認した上で、異なる点に焦点を当てる
展開1では共通点を主に確認し、展開2では違いに焦点を当て、生徒が手紙に関する描写の違いに気付くことが出来るようにする。
「字のない葉書」では、なぜ手紙や葉書が「今はもうない」と書かれているか、についての問いを提示する。
【展開3】「筆者は父親のことをどう思っているのか。」
父親の人物像(否定的な面も書いているが、肯定的な面も描いている。特に後半の行動
描写では、痩せて帰ってきた妹の肩を抱き声を立てて泣いた、からは家族思いの父親を「最も心に残るもの」としている。)を基に考え、ノートに書く。
「手紙や葉書はもうない。だが、⚪︎⚪︎は残っている。」の形式で理由と共に各自書く。
【展開4】まとめを行う
手紙はもうないが、不器用ながらも手紙では筆者のことを気遣う面や、妹が疎開から帰ってきたときに裸足で飛び出して肩を抱いて大声で泣いた場面などからは父親の愛情が感じられる。この父親の姿が、筆者の中では思い出として残っているから、手紙や葉書などの物はもうなくても良いことが描かれている。
「随筆では、人物や出来事を語るときの表現や描写に筆者の思いが込められている。」というポイントを板書し、押さえる。