中2 国語 論証法を駆使して論理的な文章を書こう! 国語表現/意見文を書く【授業案】済美平成中等教育学校 安岡麻佑
学年 / 教科 | 中2/国語 |
単元 | 国語表現/意見文を書く |
指導要領 | 書く力 |
教科書会社 | 中学国語 3年 |
授業者 | 安岡麻佑(済美平成中等教育学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
カードで考えや論理を整理することで、論理を理解する。長文を書くのが苦手な生徒も多かったが、構成を工夫することで書くことに粘り強く取り組めた。書く上では内容よりも書き方や筋道の立て方を工夫することが重要だという意識は読解にも生きるはずだ。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】論証法について学習
ロイロノートで作成した見本を用いて「三段論法」「帰納法」「演繹法」など計五種の論証法について学習。
他人に対して説得力を持たせるための論証法について理解し、筋道を立てて主張を整理することの重要性を理解させる。
【展開2】主張をフローチャートに整理する
あらかじめ主張を提示し、フローチャートを利用して論証法を活用。
展開1で利用したカードに結論だけ記入したものを生徒に「送る」機能で配布。結論に至るまでの過程を考えさせて、論理的な筋道の立て方を記入させ、提出箱に提出させる。
【展開3】論証文の相互評価・修正
提出箱の生徒共有機能を利用し、再考させ提出し直させる。
展開2で作成したカードを他の班のカードと比べさせ、参考にしてより良いものに推敲させる。改善したフローチャートを元に文章を練らせ、教員からの添削も入れる。
【展開4】小論文を書く
全て白紙の論証フローチャートのカードを与え、それを参考にさせながらシンキングツールに、論証法を活用しつつ小論文の構成をさせる。
平易なテーマを与え、自分の考えや立場を明確にさせる。その上でなぜそう考えるのか論証法を用いて根拠を示させることで、客観的に説得力のある文章が書けるように誘導する。