中2 社会/地歴公民 日本は「開国するべきか」、「するべきではないか」、将軍への意見をまとめよう 欧米の進出と日本の開国【授業案】塩尻市立丘中学校 宮澤有希
学年 / 教科 | 中2/社会/地歴公民 |
単元 | 欧米の進出と日本の開国 |
指導要領 | 近代の日本と世界 (イ)明治維新と近代国家の形成 |
教科書会社 | 東京書籍 |
授業者 | 宮澤有希(塩尻市立丘中学校) |
投稿日 | 2025年3月28日 |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
「開国する」のか「開国しないのか」について、様々な視点から歴史の事柄や影響を考えたときに、どんな決断をするべきだったのかという正解がない問いを設定し、ロイロノートのシンキングツールや共有ノートを使うことで、効果的に自分の考えを整理し、根拠を明確にして伝え合ったり、新たな考え方に気づき合う授業になるようにしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】日本の開国にともなう資料の読み取りを行い、シンキングツールにまとめる
今日のお題を確認する。
日本の開国に関連する出来事を「政治」「経済」「日本の社会の変化」「海外」の4つで調査し、Xチャートに整理する。
整理したカードをもとに、「開国する」と「開国しない」とどうなるかまとめて共有する。
【展開2】開国のメリット、デメリットを整理する
展開1のXチャートに出てきたカードをもとに、開国によるメリットとデメリットになりそうなものを選び出す
選びだしたカードを ベン図にまとめて、自分の考えの根拠を見える形にする。
【展開3】作成したベン図を見合って自分の立場(開国するべきか、しないべきか)を決め、理由を考える
ベン図で整理した内容をもとに、開国に対する自分の意見を記述する。
記述してまとめたカードを共有ノートにはり、意見を読み合えるようにする。
【展開4】最終的な立場、理由をまとめる
全体や班で、それぞれの考えを共有する。
3つの観点で他者の意見を読み、観点にあったスタンプをつける
3つの観点・・・①筋が通っている ②様々な角度から考えている ③自分にない視点
他者の意見を参考にして、最終的な立場を決めて、自分の理由最終的な立場、理由を記述する