中1 社会 スーパーマーケットを手がかりに、現代社会の特色について自分の意見を発表しよう【実践事例】(長島町立川床中学校)

中1 社会 スーパーマーケットを手がかりに、現代社会の特色について自分の意見を発表しよう【実践事例】(長島町立川床中学校)

長島町立川床中学校
福岡 鉄也教諭
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ロイロノート・スクールを使うことで意欲付けを行い、生徒の興味関心を促す授業を展開します。

まず、教科書に提示されている課題に解答させるため、ロイロノートでカードを作成し、生徒とやりとりをします。次に生徒が送信した回答カードを大型テレビに映し出し、パワーポイントを使用して正解を提示しました。それを板書することで、自分の解答と見比べさせました。
その後、今回の課題(「グローバル化」「情報化」「少子高齢化」によって世の中はどう変化し、どんな課題が生まれたか)についてワークシートに記入しました。発表活動を行うため、生徒が各自記入したワークシートをタブレットで写真撮影し、カードにしたものを教師に提出させました。提出後、ワークシートを大型テレビに提示しながら発表を行っていきました。
1単位時間の中で、ノートパソコン(パワーポイント)とタブレット(ロイロノート)を併用して使用することで、生徒の興味関心を促し、積極的に授業に参加する姿勢を養うことができました。

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ロイロノート導入のメリット

課題用のカードをあらかじめ作成し、送信→提出させることで、クイズ感覚で課題に挑戦できるので、生徒の興味関心を引き出すことができます。

ロイロノートを使用することで、全員の意見を短時間で確認することができるため、さまざまな考えを瞬時につかむことができます。

カードに直接記入する方法だけでなく、写真や動画などもカードにすることができるので、多様な発表活動に対応できると思います。

道徳の授業で役割演技を行った際、その台本をロイロノートで生徒に送信し、取り組ませました。こういう試みもペーパーレスにつながるので良いと思います。


実践の目標

課題のカードをやりとりして解かせることにより、楽しみながら課題解決に取り組むことができる。

発表原稿をタブレットで撮影し、タブレットと大型テレビで表示することで、スムーズな発表活動を行うことができるようにする。


実践の場面

1. 課題を提示し、解答カードを生徒に送信する
教科書に提示してある課題(教科書の提示物が、「グローバル化」「情報化」「少子高齢化」のいずれに該当するか)を提示し、ロイロノートを使って解答カードを生徒全員に送信する。
ノートに記入して確認する方法よりも伝わりやすく、生徒も楽しみながら学習することができた。


2. 記入した解答カードを教師に提出する
送信された解答カードに、生徒が考えた答えを自由に記入させ、カードを教師に送信する。クイズ形式で行ったこともあり、全員熱心に課題に取り組んでいた。


3. 全員の答えを確認する
送信された全員の答えを大型テレビで提示する。この際、全員を一度に提示すると一つひとつの答えが小さく表示されてしまって見えづらいため、教師が拡大して説明を加えながら進行していった。
その後、パワーポイントを使用して正解を提示する。それを板書することで、自分の解答と見比べさせた。


4.【課題解決①】 ワークシートに記入する
今回の課題(「グローバル化」「情報化」「少子高齢化」によって世の中はどう変化し、どんな課題が生まれたか)について、まずワークシートに記入する。そうすることでロイロノートだけでなく、生徒のノートにも記録として残すことができる。


5.【課題解決②】 ワークシートを撮影し、教師に提出する
記入したワークシートを撮影してカードにし、教師に提出させる。これで自分の書いた内容をそのまま大型テレビに写し出すことができるので、発表の際に生徒の顔を前に向けさせることができた。
また、発表者もタブレットを参考に発表できるので、聞く側に体を向けて発表することが可能になった。


6.【課題解決③】 調べた内容を発表する
大型テレビに提示した内容について、発表活動を行う。発表原稿も提示資料も簡単に準備できるので、短い時間の中でも効果的な発表をすることができる。4グループの発表活動を行う際には、他のグループの意見を比較することができないので、要点を教師が板書した。


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