中2 道徳科 向上心、個性の伸長 ロイロノートを活用して、効率よく意見を共有する【実践事例】 (岡山県新庄村立新庄小中学校)
授業担当者 | 加藤 美愛 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校2年/道徳科 |
単元 | 内容項目:向上心、個性の伸長 |
〈実践の概要〉
本校では『考えを出し合い、議論する道徳を目指して』を研究主題としており、自分の意見や相手の意見を大切にできる生徒の育成を目標としている。本時では、授業の始めに「自分のよいところ」をロイロノートのYチャート(①性格②行動③その他)を活用して書き、追加する形で、互いのよいところを付せんに書いて送りあった。さらに、自分のよさを伸ばすために場面ごとに具体的にできることをロイロノートのフィッシュボーン(①教室、②部活、③家庭、④地域)を活用して書き、班員の助言をもらいながら書き足していった。書いたものはその都度、提出箱に提出し、皆の考えを共有し可視化した。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
字を書くことが苦手な生徒にとって、すぐに書くことができる。また、漢字を覚えていなくてもすぐに変換をすることができる。
個々人で書いたものを、手軽に素早く皆で共有できる。また、意見の交換をしながら書き加えることもできる。
〈実践の目標〉
「自分のよさに気づき、自身をもって生活できるようにする」ために、他者と意見のやりとりを通して自分自身を見つめることができる。
〈授業写真〉
〈場面1〉付せんに自分の考えを書く
●「自分よいところ」を書いたり、「他者のよいところ」を書いて送り合ったりする。
●「自分のよさを伸ばす」ために具体的にできることを書いたり、班員から助言をもらって書き足したりする。
〈場面2〉自己分析や実践案を提出させる
● 書けたシート(Yチャート・フィッシュボーン)を提出箱に提出させる。ホワイトボードに教師のタブレット画面を映し、提出状況がわかるようにする。
〈場面3〉ホワイトボードに生徒の考えを映す
● ロイロノートの比較の機能を使い、提出させた全員の考えをホワイトボードに映し出し、共有する。
〈場面4〉授業の振り返り
● 授業の終わりに、本時の振り返りを記入する。
● 皆で共有する。
〈授業写真〉