全校/その他 ロイロノート・スクールを活用した遠隔学習【実践事例】 (富山県 朝日町立あさひ野小学校)
授業担当者 | 山下 雄己 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 全校/その他 |
単元 |
〈実践の概要〉
新型コロナウィルス感染症や大雪等による休校に備えて、本町ではロイロノート・スクールを活用した遠隔学習を実施した。子供たちがタブレット端末を各家庭に持ち帰り、ロイロノート・スクールにログインすることで、健康観察や各教科の授業を遠隔で実施することができた。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
遠隔での健康観察を簡単に行うことができる。
文字だけでなく、画像や音声、動画を一斉に送ることができる。
子供たちがお互いの考えや作品を見合い、遠隔で意見を交流することができる。
〈実践の目標〉
子供たちの健康状態を遠隔で把握することができる。
離れた場所からでも、子供たちが意欲的に学ぶことができる。
遠隔での学習の中で、子供たちが先生や友達との繋がりを感じることができる。
〈授業写真〉
(サテライト教室での様子)
〈場面1〉健康観察
自作したカードや、ロイロノート・スクールの健康観察機能を使って健康観察を行った。事前に送り方を練習しておくことで、どの子供も遠隔で健康状態を伝えることができた。記述欄を使い、健康状態を詳しく書く子もおり、細やかに把握することができた。
〈場面2〉3年生 国語科 音訓かるたをつくろう
教科書「カンジーはかせの音訓かるた」のつくり方を読み、同じ漢字の音読みと訓読みを使ってリズムのよい読み札を3つつくるという学習。子供たちは思い思いの札をつくり、送信していた。中には、教師から見ても、「なるほど!」と思う面白い札も多数あった。提出箱の回答を共有することで、子供たちは友達のつくった作品を見て感想を伝え合うこともできた。
〈場面3〉6年生 算数科 メイク10
2,0,6,1の4つの数字を使って、答えが10になる式をつくるという学習。子供たちは初めは悩んでいたのか、なかなか送信されなかったが、しばらくすると回答がどんどん送られてきた。途中から回答共有を開始することで、子供たちは解き方が一つではないことに気付いた。
〈場面4〉5年生 体育科 ダンス
教師から送られてきたダンス動画を見て、ダンス練習を行う学習。ロイロノート・スクールを使って動画を送ることで、子供たちは家でも体育の学習ができた。中には、自分のダンスを動画で撮影し、教師に送る子供もいた。
〈場面5〉ひまわり級 生活単元学習 冬を探そう
家で見付けた「冬らしいもの」を写真に撮り、とったものの名前を書いて送るという学習。子供たちは、「雪」「みかん」等、冬を連想されるものを撮影し、送ることができた。遠隔で課題を送ることで、より子供たちの生活に近い場面で学習を行うことができた。
〈授業写真〉