大1 言語と文化 前置詞を学ぶ ドイツ語およびドイツ語圏の社会と文化を学ぶ【実践事例】(千葉工業大学)
授業担当者 | 須藤勲 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 大学1年生 /「言語と文化(ドイツ語圏)」 |
単元 | 前置詞を学ぶ・ドイツ語圏の社会と文化を学ぶ |
〈実践の概要〉
「言語と文化」(ドイツ語圏)では、ドイツ語を学び、またドイツ語圏の社会や文化についても学ぶ授業です。文化や社会については、教員が一方的に教えるというより、学生が自らの関心にしたがってテーマを決め、調査する、という自発的な行動を重視しています。さらに、調べた内容については、教員に提出するだけでなく授業内で他の学生たちとグループごとに共有するようにし、それにより学習意欲を高め、獲得できる知識の幅を広げることを目指しています。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
リアルタイムでの学生の課題や意見の収集のしやすさ
教室全体での、学生の課題や意見の授業内での共有のしやすさ
プレゼン資料の作成の容易さと共有のしやすさ
〈実践の目標〉
前置詞について深く学ぶ
ドイツ語圏の社会や文化について学ぶ
グループ内での発表会で、より知識を深める
〈場面1〉ドイツ語の前置詞の学習
前置詞の授業では、まず教科書の説明をした後で、ロイロノート・スクールを使い自作した教材を使います。前置詞の学習では、空間的イメージを持つことが重要ですが、ロイロノート・スクールを使い、視覚的な練習問題を作成しています。練習問題はロイロノート・スクールを使い配布し、解答後に回収します。
〈場面2〉提出された課題の授業での確認
学生が配布されたカードに書き込みをした上で返却、授業内で提出物の確認、正答の提示までを、ロイロノート・スクールをプロジェクターに映し行っています。
〈場面3〉前置詞の練習プリント
前置詞の使い方を学んだ上で、印刷したプリントを配布し、授業内で練習を行います。練習が完了したら、プリントを写真に撮り、ロイロノート・スクールで提出してもらいます。それを授業内でプロジェクターを用い確認し、正解を提示します。
〈場面4〉ドイツの社会や文化を調べる「旅行計画を作ろう」
「言語と文化(ドイツ語圏)」では、語学だけでなくドイツ語圏の文化や社会についても学んでいきます。今回の課題は「ドイツ語圏への旅行計画を立てる」というものです。この課題は2週間前に提示してあったもので、学生はロイロノート・スクールを使用して作成してある状態です。
〈場面5〉グループ内での発表
ロイロノート・スクールで作成した課題を、4,5名のグループを作り、グループ内でタブレットを用い各自発表。グループ内での発表を取り入れることで、学習意欲を高め、お互いに知識を共有できるようにしています。
〈場面6〉課題の回収と次回の課題の提示
ロイロノート・スクールを使い、課題「ドイツ語圏への旅行計画を立てる」を回収。次回の授業の課題などを提示し、授業終了。
〈授業写真〉