小中学校教職員研修 ロイロノート(シンキングツール)を活用した授業プランをつくる教職員研修【実践事例】 (松江市教育委員会(学校教育課))
授業担当者 | 若槻 徹 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 小中学校 教職員研修 |
単元 | ロイロノート(シンキングツール)を活用した授業プランをつくろう |
〈実践の概要〉
ロイロノートの活用について、教職員を対象にした研修会を年間4回実施した。県外の実践家(ロイロノート認定ティーチャー)を講師に、オンラインによる研修も取り入れた。①活用事例紹介(オンライン)②子どもの立場で【ワークショップ】(オンライン)③復習【ワークショップ】④教師の立場で【ワークショップ】(オンライン)
段階を踏んで、継続的にワークショップ形式で研修会を計画し、実践的な研修を行うことで、参加者が意欲的に取り組むことができた。
※④のワークショップ研修の詳細を以下紹介する。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
直感的に操作できるので、経験の少ない教員でも扱いやすかった。
シンキングツールを活用することで、思考を整理しながら考える授業場面をイメージしやすかった。
教材の配付・回収が容易で、提出箱を使って各自の考えを全体で共有することができた。
〈実践の目標〉
シンキングツールを使って思考し、他者と考えを交流するような授業例をつくることができる。
互いに授業案を共有し、意見交流をすることができる。
〈授業写真〉
〈場面1〉基本的な授業パターンを理解する(10分)
最初に、講師(オンライン)から基本的なパターンを示してもらい、授業の流れを理解する時間をとった。授業モデルのカードは、各自にロイロノートで「配布」して参考にしてもらった。
〈場面2〉個人で授業作りを進める(20分)
研修会参加者には事前に授業プラン作成に必要な資料(教科書や教材等)を準備してもらった。
ロイロノートで配付された授業モデルのカードを参考にしながら、授業プランを考えることができた。
〈場面3〉参加者同士で交流する(10分)
2人組で、お互いの授業案について、タブレットを操作しながら説明して意見交換を行った。3人組の場合には、お互いにデータを配信して手元で確認しながら、共有を行った。
〈場面4〉個人で授業案完成・提出(5分)
他のアドバイスをもらい、指導案を完成させていった。ロイロノートの「提出箱」で提出を行った。
〈場面5〉互いの授業案の共有・紹介(10分)
オンライン講師の方で、発表者を「提出箱」の中から選んで、ロイロノートの「配信」で、全体に示したい指導案について発表してもらった。
〈場面6〉振り返り(5分)
本時(研修会)の振り返りの時間を設定した。オンライン講師からも研修のまとめをしてもらった。