小学校 中学校 高校 全教科 個別添削から一斉指導の授業まで万能ツール「ロイロ」【実践事例】(個人指導塾拓杜)
授業担当者 | 谷加拓之 |
ICT環境 | 1人1台タブレット / 2人2台 / 3人1台 / 4人以上で1台 |
学年 / 教科 | 小学生・中学生・高校生 |
単元 | 全教科対応・課題チェック・作文添削など |
〈実践の概要〉
当スクールは小中高を対象にしている、通塾部門とネット指導部門を併せ持つ学習塾です。もともとは保護者様のLINEやスマホを利用したり、パソコンなどを活用したりした動画教材も利用していましたが継続性に難がありました。個々に対応できる管理ツールがあればいいなと、いろいろシステムを検討しお試しなど続けているときに、「ロイロノート・スクール」に出会いました。使い勝手がよく、生徒の状況に合わせた難度でのレッスンや学習管理ができるので、通塾部門やネット部門の指導や提出物チェックにフル活用しています。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
手書き感のある添削で生徒が集中しやすい
個別レッスンも一斉授業もしやすい
オンラインでの課題管理が簡単
〈実践の目標〉
個別の細かい学習や理解度チェック
動画添削をしやすい環境づくり
複数の場所にいる生徒を一元管理
〈場面1〉小学生の学習方法レッスンに活用
当スクールは小学生の低学年から通い、高校3年生まで続けるご家庭が多いです。そのための小学生指導におけるポイントを、ノートつくりや調べる習慣の定着だと考えています。ロイロノートで、小学生の子たちの宿題を改めて撮影し、その上にお手本を書き込んで改めてノート作りに取り組んでもらっています。
〈場面2〉付箋型カードや画像による質問数がアップ
ロイロノートは写真や動画、音声でも送受信できる機能があります。そのため質問が苦手でも、分からない問題画像と、ちょっとしたコメントだけで気軽に質問できるので講習時期のレッスン後のフォローや質問対応がスムーズになりました。生徒の反応でも理解度がわかるので、課題や理解度テストなど工夫のしがいがあります。
〈場面3〉動画添削に生かしやすい環境
もともと当塾では、分からない問題やテスト添削などで、動画添削という手法を用いております。質問などを解説動画にして、YouTubeにあげてリンクを送っていたのですが、ロイロ経由だとすぐ視聴できる、動画作成できる(特にiPadの画面録画機能が便利)ので、生徒も嫌がることなく質問することが明らかに増えました。
〈場面4〉オンラインレッスンしやすい
当スクールは提携塾で高校生の大学受験を意識した指導を行っております。いままではスカイプに画面共有機能を利用してのオンラインレッスンでしたが、生徒それぞれのタブレットやパソコン、スマホのロイロに画面配信できるので、正解を導くための「目線」や「着目ポイント」を伝授しやすくなりました。長文指導での成果が上がっています。
〈場面5〉休校や疾患時の代替レッスンに便利
いまはコロナによる休講で全国の学習塾や学校でもリモート指導が活躍しています。当スクールも保護者様にアカウントや簡単な使い方動画を提供・情報共有し添削指導を目的とした在宅学習に切り替えて対応しています。大体のご家庭では、提出に難なく機能しているのでインフルエンザなどの疾患でも代替指導が組みやすいと考えています。