小2 道徳 クラスの大へんしん みんなで力を合わせるって?【授業案】岐阜聖徳学園大学 深谷 麻友
学年 / 教科 | 小2/道徳 |
単元 | みんなで力を合わせるって? |
指導要領 | C 主として集団や社会との関わりに関すること |
教科書会社 | 光村図書 どうとく② |
授業者 | 深谷 麻友(岐阜聖徳学園大学) |
投稿日 | 2024年9月1日 |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
教科書では二つのイラストを比較して考える授業なので、いかにシンキングツールを用いて充実した授業を作れるか何度も考え直して構成しました。また、使用するシンキングツールも小学2年生にも一目見て分かるような簡単な形を選びました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】学習の視点を得る
教室のとある場面を描いたイラストを全体で見て、直すとよいところを確認する。
ここで児童に伝えておきたいことは、「はじめから全てできていなくてもよいこと」と「できていないことは、みんなで考えて改善すること」のよさである。
【展開2】学習の見通しをもつ
はじめに「クラスをさらによくするためには、何をすればよいかを明らかにし、次への新しい目標を立てよう」と発問し、本時の学習の見通しをもつ。
次に、4月に立てた学級目標「明るく 元気で 仲良く」に対して、どこまで自分たちができているか振り返らせる。
【展開3】意見交流
3~4人のグループで、意見を出し合い、特に改善すべき点を1つ理由とともに導くようにする。
グループ1つずつ、全体の場で発表してもらう。発表内容を教師が、ピラミッドチャートの一番下の欄に記入していく。
【展開4】自分にとっての次の行動目標を見出す
教師からピラミッドチャートをを全員に配布し、自分の一番取り組みたい行動を見出す。
特に優先順位の高いものをピラミッドチャートの上に持ってくるようにする。一番上に持ってくるものは1つとする。
【展開5】まとめ
展開1では、はじめから全てできていなくてもいいこと、みんなで改善していくことが大切だと伝えた。
そのあと、学級目標をどこまでできているか振り返って、新しい目標を考えたという一連の流れと自分にとっての行動目標を一つ決めたことを振り返り、確認する。