小3 算数 減法とカプレカ―数 加法,減法の計算の確実な取得【授業案】茨城キリスト教大学(児童教育学科) 高田陸杜
学年 / 教科 | 小3/算数 |
単元 | 加法,減法の計算の確実な取得 |
指導要領 | A加法と減法ア(イ) |
教科書会社 | ーーーー |
授業者 | 高田陸杜(茨城キリスト教大学(児童教育学科)) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
3位数の減法の計算を習得を図るにあたり,カプレカ―数を取り入れ,楽しく学習できるようにしました。また,提出箱機能を活用することで,児童の学習状況を迅速に確認できるため,学習に支援が必要な児童をすぐに把握することができます。このように,ロイロノートを使うことで,3位数の減法の確実な習得に繋げていきます。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】不思議な数だね
ある3位数について,各位の数字を大きい順に並べた数から小さい順に並べた数を引くという計算を繰り返すと,495に収束するということがあり,それをカプレカ―数という。
495に収束するまでの計算の回数は3位数によって異なり,また,いつでも495に収束するというわけではない。
展開1では495,389,297を提示して,計算の手順を理解して,カプレカ―数に収束するまでの計算を行う。児童が495という不思議な数に出会うことが展開1の内容である。
【展開2】いつでも不思議な数になるのかな
いつでも不思議な数495に収束するか?という予想を確かめる。
その方法は,各児童が好きな3位数をあげ,それに対して,展開1の計算を繰り返す。その結果,495に収束するかどうかを調べる。
495に収束した3位数は赤いカード(ピンクのカード),収束しない3位数は黄色のカードに書いて,提出箱に提出する。
その結果,495に収束する数と収束しない数があることを理解する。
【展開3】クイズに答えよう
①1回,2回で495に収束する数,
②3回,4回で495に収束する数,など、
以下の練習問題を解いて,提出箱に提出する。
【展開4】まとめ
不思議な数には「カプレカ―数」という名前がついていることを知らせる。
4位数のカプレカ―数はないか,5位数のカプレカ―数はないか,など児童の発展的な考えを引き出して本時は終了。