小6 ロイロノートを用いた、提案書がより分かりやすく確かなものにするための話し合い 私たちにできること【実践事例】館林市立第三小学校 神田 美穂
授業担当者 | 神田 美穂 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 小学校6年 /国語 |
単元 | 私たちにできること |
〈実践の概要〉
単元のゴールである「説得力のある提案書を書く」を達成するために、本時のめあてを「提案するテーマの現状や問題点、解決方法について交流し、伝えたいことをより確かなものにしよう」として学習を進めました。その際、個人のワークシートをロイロノートで共有させ、それぞれの児童の手元で友達のワークシートを見ながら話し合いを行わせました。従来は友達のワークシートを回して読んだり、一つのものを複数で読んだりしていたものをパソコン上で共有することで、より活発な意見交流ができるようにしました。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
4人で1人のものを見ることができ、意見を交流しやすくなった。
ロイロノートで共有・交流したことで、気になったことをすぐに調べることができる。
友達のワークシートの中にそれぞれが書き込んで、考えることができる。
〈実践の目標〉
提案するテーマの現状や問題点、解決方法について、伝えたいことをより明確にする。
〈授業写真〉
〈場面1〉前時の学習の振り返りを行うとともに、本時の学習の見通しをもつ
「説得力のある提案書を書く」というゴールを意識させるため、単元のめあてを再度確かめました。目的意識をもたせるため、めあてを確認し、本時では、提案者が伝えたいことをより確かなものにするために交流するのだということをおさえました。
〈場面2〉それぞれがまとめた現状、問題点、解決方法について考えを交流、助言し合う
それぞれがまとめた現状、問題点、解決方法について考えを交流、助言し合わせました。スムーズに交流を進められるようにするため、本時までに個人のワークシートの写真をロイロノートに提出させておきました。話し合いながら、改めて調べたいことが見つかった場合は、この後の個人の時間に調べてよいことを伝えました。
〈場面3〉一人一人が自分自身の考えを整理する
それぞれが自分自身の考えを整理できるようにするため、個人の活動に戻し、交流したことをもとに改めて見直し、書き足したり直したりさせました。
〈場面4〉本時の振り返りをする
次時の学習へつなげるために、本時のめあてに対して、達成できたことを一人一人振り返らせました。次時の学習への意欲付けを行うために、交流の場面でよくできたことや、個人の取組でよくできたことを具体的にほめました。