小6 総合的な学習の時間 / 探究, プログラミング 機械学習について学ぼう プログラミングに関する学習活動【授業案】森村学園初等部 榎本 昇
学年 / 教科 | 小6/総合的な学習の時間 / 探究, プログラミング |
単元 | プログラミングに関する学習活動 |
指導要領 | プログラミングに関する学習活動 C分類 |
教科書会社 | ーーーー |
授業者 | 森村学園初等部(榎本 昇) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
iPadが導入されている小学校でもあまり使用頻度の高くないSwift Playgroundsにも素晴らしい教材があります。テキストコーディングは難易度が高く感じられるかもしれませんが、まずはコードの数値を変えて楽しむことから始めても良いと思います。小学校高学年であれば十分扱うことが可能です。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】Swift Playgroundsを準備
iPadOSはバージョン16に、Swift Playgroundsはバージョン4.2にアップデートしておく。
【展開2】ジャンケンのコードを完成させよう
Swiftのコードを直した後に実際に動かして検証する。またスクリーンショットを撮影し、ロジックを正しく直した部分に丸を付けてロイロノートで提出する。
【展開3】データセットを作ろう
データセットを作る前に機械学習は何をもとにして機械は判断しているのか、各自の予想をロイロノートで提出する。
firstMLModelという自分のデータセットを作り、ジャンケンをしている手の写真をグー、チョキ、パー、それぞれ7枚以上登録する。
*グー、チョキ、パーの写真の枚数を揃えるところがポイント。
【展開4】正確に予測させよう
実際にモデルを検証し、識別しにくい手がないかを確認する。もし識別しにくい手があった場合、どうしたら解決できるのか、自分の考えをロイロノートで提出する。
【展開5】識別について考えよう
エッジケースを意識して自分のデータセットに写真を登録する。その後より正確なデータセットを作るためのアイデアをグループで話し合った上でそれぞれの意見をロイロノートで提出する。
【展開6】モデルを検証する
修正したデータセットを使って、Swift Playgroundsを楽しむ。最後に機械学習がAIの一種だとした上で、識別が偏った状態の不都合を考え、それぞれの感想をロイローノートで提出する。