小6 総合的な学習の時間 / 探究 「幸せ」って何だろう 私たちが未来を創る~世界は平和?~ 【授業案】京都市立紫野小学校 居澤 茜先生
学年 / 教科 | 小6/総合的な学習の時間 / 探究 |
単元 | 私たちが未来を創る~世界は平和?~ |
指導要領 | 生き方探求,平和学習,国際理解,人権学習 |
教科書会社 | なし ニュース,図書館の本など |
授業者(学校名) | 居澤 茜先生(京都市立紫野小学校) |
単元全体
総合的な学習の時間の目標を達成するための資質・能力の育成に力を入れました!時事問題(気になった本の内容,大坂なおみさんの抗議,コロナ差別など)からスタートし,テレビ番組のようなものの制作,全校に巻物「紫野の書」を授ける,「門出の言葉」に生かすことなどで,楽しく主体的に「探究的に課題を解決しながら自己の生き方を考えていくこと」ができたようです。(振り返りやアンケート結果,児童観察)
・世界の現状について知っていることを出し合う
・日本とは様子が違うことに気づく
・世界は平和なのか考える
★「無知の知」知らないことがたくさんあることに気づき,調べたくなる→展開2へ"
"展開1で出た疑問や,それに関することで調べたいことを調べる
・戦争や紛争が今も起きている?なぜ?
・難民とは?
・世界の水事情
・世界の学校,子どもの暮らし
・発展途上国での少女の人権
・人種差別,コロナ差別
・世界の人口,識字率
・日本の歴史(戦争をしていた)
★世界は「平和」ではない。自分たちの生活は「当たり前」ではない。
★「平和」=「みんな幸せ」 ということ→「幸せ」とは?展開3へ"
・話し合う
・本を読む(人権,平和など)
・人生の先輩や偉人の言葉
★「幸せ」は自分で決める(人によって価値観は違う。自分が誇れる生き方をする。)
★自分たちの「当たり前」はとても恵まれていて幸せなこと
★「みんな幸せ」のために自分たちにもできることがありそう→展開4へ"
展開3で話し合った「自分たちにできること」についてどんなことができるか
フィッシュボーンで整理する
・「当たり前」に感謝する
・知ること
・伝統に誇りをもち,受け継いでいけることに感謝する
・自分から
★まずは自分たちの小学校から始めよう。
★何をどう伝えるとよいだろう。→展開5へ
・見本となる(あいさつ運動,掃除,地域の行事に参加する)
・全校へ(動画作成,動画の内容をまとめて巻物にして授ける,各委員会で取り組む)
・卒業式「門出の言葉」(コロナのため動画で)
振り返りはロイロアンケートで蓄積していく。
(今日の学習で自分の考えが広がったり深まったりしたか。その理由)