小1~6 全校朝礼・各教科の指導 遠隔授業におけるロイロノートの活用【実践事例】 (百合学院小学校)

小1~6 全校朝礼・各教科の指導 遠隔授業におけるロイロノートの活用【実践事例】 (百合学院小学校)

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基本情報
授業担当者水谷 俊
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科1~6年
単元全校朝礼
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〈実践の概要〉
2020年度4月~6月初旬、新型コロナウイルスの流行による休校の際に学習時間の確保として、学校からの連絡、全校集会、各教科の指導等をロイロノート上で行うことにした。学校からの連絡はメモ機能を使用し、全校集会、各教科の指導は、編集した動画を配信するという形で行った。また、授業での課題については、児童にノートを直接写真でとらせ、それを添削する形で行った。結果として学校再開後は、授業の遅れもそれほど大幅に生じさせることなく、単元を進めることができた。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
動画配信の形をとったので、時間的な拘束が少なくそれぞれの家庭のペースに合わせて学習を進めることができた。
ノートの添削を通して児童と交流することができた。
休校中ではあったが、児童に学校の様子を配信することができた。

〈実践の目標〉
休校中の児童の学習状況を管理する。
休校中の学校の様子を伝える。
動画配信を通して各教科の学習を進める。

〈授業写真〉

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〈場面1〉学校からのメッセージでの活用
休校が始まった際には、児童と学校の連絡手段がなかったため学校との繋がりが分断されてしまっている状況にあった。そのため、学校と児童との繋がりを回復させるためにも、教員がメッセージVTRを撮影し全校に配信した。結果として、画面越しではあるが、学校の様子を児童に伝えることができた。

〈場面2〉全校朝礼での活用
休校中は校長先生のお話やシスターのお話(本校はカトリック学校であるため)を撮影し、配信した。この配信は、全校朝礼の代わりとして行った。また、毎週定期的に配信を行っていたので、学校での生活を思い起こさせ、児童にとっては日常生活におけるリズムづくりにも役立った。

〈場面3〉毎日の学習課題の配信
毎朝、各クラスの担任からその日に行うべき、教科書のページや学習内容を、ノートを活用して配信した。こうすることで、学習のペースを崩すことなく児童は学習に取り組むことができた。また、クラスへのメッセージも併せて配信していたので、朝礼の代わりにもなっていた。

〈場面4〉各教科での学習資料の配信
各教科での指導に当たり、その日の学習に必要な映像資料やプリントなど配信した。休校期間中であったため、多様な資料がインターネット上で公開されており、各教科で多岐にわたって活用することができた。

〈場面5〉各教科での授業動画・資料の配信
インターネット上で足りない資料があった場合等は、各担当が動画を撮影したり、資料を作成したりして配信を行った。配信の形式も様々で、ロイロノート上ですべて編集し、配信したものもあれば、動画編集ソフトを活用して、配信を行ったものもあった。その日に伝えたい課題に応じて、多様な配信形式をとれた。

〈場面6〉各教科での課題の回収
各教科での学習課題は、メッセージとして解答を返信させたり、取り組んだノートを直接写真で撮影させたりするなどして、提出させることができた。また、教員がそれぞれの提出物に直接書き込みを行うことができたので、普段のノート提出の時の感覚とほぼ変わることなく、課題のやり取りを行うことが可能となった。

〈授業写真〉
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