小5 体育 ネット型ゲーム ソフトバレーボール チームメンバーの話し合いを活発化する授業を展開します【実践事例】(墨田区立錦糸小学校)
授業担当者 | 浅山 実哲 |
ICT環境 | 4人以上1台タブレット |
学年 / 教科 | 小学5年生 / 体育 |
単元 | ネット型ゲーム ソフトバレーボール |
〈実践の概要〉
ソフトバレーボールのチーム分けや作戦を立てる活動を、ロイロノートを活用して行った。
実際のフォーメーション配置や、振り返りの活動にロイロノートを活用することで、メンバーのフォーメーションを直感的に操作して共有することや、思考の流れを確認しやすくする。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
1つのタブレットを共有して考えることで、話し合いの機会を作ることができた。
また、作戦を残したり変更したりすることが容易なので、取り組みを続けていけば、思考力の育成に役立つと考えられる。
〈実践の目標〉
ソフトバレーボールのゲームで、どんな作戦を立てれば有利にゲームを進めることできるのかを、チーム内で相談して考えることができる。(関心・意欲・態度)
ルールを工夫したり、自分のチームの特徴に応じた作戦を立てたりすることができる。(思考・判断)
ボールの方向に体を向けて素早く移動することができる。
ボールを片手や両手で操作して味方が受けやすいボールを返したり,相手コートに打ちつけたりすることができる。(運動の技能)
〈場面1〉チーム決め
自由にカードを配置できるロイロノートの特徴を生かして、24人を5つのグループに分けた。
運動の得意不得意や、友達同士の相性などを相談してチーム分けを行うことができた。
〈場面2〉児童が考えた配置
コートの立ち位置をロイロノートのカード配置で表し、ゲームに臨んだ。
ネットに対して前、中、後ろと攻撃と守備を意識した配置になっている。
〈場面3〉練習の様子
相手にボールを届けること、ボールを譲り合って落とすことがないように、声掛けを行いながらパスの練習を行っていた。
〈場面4〉振り返り
実際にゲームを行って、立てた作戦が機能したかを振り返っている。
振り返りに対して、次の試合に対する改善策を立てている。カードをつなぐ、ロイロノートの特性が思考の流れを組み立てるのに一役買っている。
〈場面5〉動きの指示
立ち位置の指示に加えて、ボールの動きの指示を書き加えている。
遠くへボールを打つことができる児童は、後ろからでも攻撃を行うイメージが共有できた。
〈場面6〉範囲のイメージ
ボールを譲り合ってしまう「お見合い」を防ぐために、コート内の自分の分担をエリア分けしている。
左から場面1・2・3
場面4・5・6