小6 社会 新しい日本、平和な日本へ ~これからの日本を考えよう~【実践事例】(山口県山口市立徳佐小学校)

小6 社会 新しい日本、平和な日本へ ~これからの日本を考えよう~【実践事例】(山口県山口市立徳佐小学校)

山口県山口市立徳佐小学校
岡田 淳教諭
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ロイロノート・スクールを使い、児童が進んで資料を集めたり、考えを整理することで、能動的な学習を実現します。

日本が歩んできた歴史、外国との関係など、これまで学んできたことを踏まえて、これからの日本の課題を確認し、より良い発展の為に何が必要かを考えます。
まず、児童が調べてきた内容を集約し、写真などで提示します。日本が抱える課題や役割などを再確認し、ロイロノートを使ってプレゼンテーション用のシートを作成します。作成後、グループの友だちに発表し、お互いの発表を聞いて、共通する事柄や重要だと感じた事柄を明確にします。グループ内で発表し合ったことについて共感したり、今の日本や世界にとって大切だと考えたことを中心に意見を集約します。その後、グループ内の一人のタブレットに必要なシートを送り、グループで1つのプレゼンテーション用のシートとしてまとめます。その後、特に話題になったことや、なぜこの内容を選んだのか考えを明確にしながら、グループごとに作成したシートをもとに発表を行います。
最後に他のグループの発表を聞いて、日本の抱える課題をこれからどのようにしたら解決に近づけられるのか、過去のどの歴史的事象と関係が深いのかについて考えを書きます。

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ロイロノート導入のメリット

児童が能動的に学習に取り組むことができる。今回は、自分が考えたことを友だちに理解してもらうためのプレゼンテーション作りについて伝えていたので、進んで資料を集めたり、考えを整理したりしていた。

一人ひとりが作成したプレゼンテーションのシートを送り合うことができるので、グループでお互いの資料を集約したり、話し合いながら意見をまとめて資料を作成することができる。


実践の目標

日本の戦後のあゆみについて、資料を活用して調べたことをまとめるとともに、今後の課題を見いだし、思考・判断したことをプレゼンテーションで友だちに伝えることができる。


実践の場面

1. これまでの歴史の学習で知った日本の課題を確認する
児童が調べてきた内容を集約し、写真などで提示する。
国内や外国との関係で、日本が抱える課題を明確にしたり、二学期までに学習してきた歴史的な事象と関連付けたりする。



2. 発表用のプレゼンテーションを作成する
日本の抱える課題や果たすべき役割について整理し、プレゼンテーションを作成する。ロイロノートを使って、Webページや自分のノートの資料を撮影したり、資料箱に保存されたデータを使ったりして、シートを作成する。



3. グループの友だちに発表する
一人ひとりが作成したプレゼンテーションを見せながら、グループの友だちに発表する。お互いの発表を聞き合い、共通点や重要だと感じた事柄を明確にする。



4. グループで集約・再構築する
グループ内で発表し合ったことについて、共感したり、今の日本や世界にとって大切だと考えたりしたことを中心に意見を集約する。その後、ロイロノートの「送る」機能を用いて、グループ内の一人のタブレットに必要なシートを集約し、グループで1つのプレゼンにまとめる。



5. 全員で共有する
グループごとに作成したシートをもとに、プレゼンテーションを行う。特に話題になったことや、なぜこの内容を選んだのか、考えを明確にしながら発表する。



6. 学習の振り返りをする
友だちや他のグループの発表を聞いて、日本の抱える課題をこれからどのようにしたら解決に近づけられるのか、過去のどの歴史的事象と関係が深いのかについて考えを書く。



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